嫁と花見にと散策していたら
SL脇で花見をしているヲタ連中が。
どう見ても花見ならぬSL見です。
本当にありがとうございました。
(その手があったか!という思いも含む)
さて、そこから振り返ると、こんなイベントが。
入場無料とは!粋な計らいだぜ。
内容は大半が瀬戸磤(昇)氏のコレクション。
戦前の掛け紙まであるとは恐れいった。
(一部、赤羽駅周辺の駅弁コレクターのものや、
崎陽軒からの提供物もあった)
※瀬戸氏は小田原の駅弁業者東華軒の商品開発部だった方らしい。
当日は鉄道省あたりが価格統制していたそうで、
眺める限りは全国どこもベーシックな「御辨當」の体裁。
戦後、それが緩和されると、「おたのしみ辨當」を経て、
旅行ブームでの駅弁熱に端を発する地域特有の弁当が出てきたって感じ。
30年前の駅弁の写真も展示。
おぎのや釜飯、源ますのすし、東筑軒かしわめしetc・・・
やはり大御所は姿形変わらず。
仙台駅に牛タン駅弁が無く海産系駅弁が中心というのも
時代を感じる。
今回の被災地であるいわき駅などは
旧駅名(平駅)での駅弁となっているのも興味深い。
最後は小田原駅の鯛めしコレクションやら
記念駅弁シリーズコンプリートやらと
額入りのマニアックなコレクションが並ぶ。
無料とはいえ、ここ最近で一番面白かった展示会だった。
面倒臭がらず嫁について行ってよかった。