奇跡的な2位滑り込みを見せたものの、CS1stでロッテに惜敗。これで今季のライオンズは終了。ナベQも辞任したし、石井一久も去った。いよいよ一時代が終わる。
今季は忙しくてほっとんど現地に行けなかったなぁ。中継も見れなかったし。なので、だいぶ結果データありきの振り返りになってしまう点はご容赦を。
昨年の振り返りはこちら。
2012年レギュラーシーズンV逸を振り返る #seibulions
http://type43.hatenablog.jp/entry/20121005/1349449931
昨年思ったことを気にしつつ、相変わらずのテーマとして以下を考察する。
①戦犯
②ライオンズは何故優勝を逃したのか
③来季優勝するために
④昨年終了時に予想していたキーマンの結果
⑤今シーズンの良かったところ悪かったところ(選手以外)
①戦犯
文句なしで涌井。
不甲斐ない投球はおろか、日本代表というチームの看板背負った所で相変わらずのスキャンダル。何がエースだ。国内FAを視野に入れてるエースなど不要だ。
そしてそれを先発起用し続けるハゲQ。
何試合落としたんだよ、と思ってみてみたら先発で3勝8敗。3連勝してその後の先発8連敗とか。どうしようもねーな。1イニングだと不思議と抑える、っていうクローザー特性は昨季から見えてたんだからさっさと切り替えろと。不調ならファームに落とせと。
あと、キツイ言い方だけど、やはり怪我で抜けた主力の片岡、中村、坂田も戦犯でしょう。
この3人がフルシーズンで出ていたら・・・片岡栗山浅村中村坂田とか恐ろしいだろ。終盤の追い上げはまさにこの理想形が成立していた効果なだけに残念。
投手陣で言えば、安定感を欠くサファテ・・・ではなく、あえて岸、牧田を挙げたい。彼らが求められていたのは2桁達成するとかしないとか、そういう次元じゃなかったはず。特に岸は開幕を任せられた中で結果を出せなかった。これが全体的な失速につながってたんじゃないかと思う。
故障隠しの雄星は戦犯にもならんな。プロ失格。
② ライオンズは何故優勝を逃したのか
昨年と違って、鬼崎を筆頭に山崎永江渡辺と、守備力が非常に高くなった気がする。
今季の守備成績。
http://bis.npb.or.jp/2013/stats/idf1_l.html
昨季。気がするじゃなくてガチで良くなったな・・・
http://bis.npb.or.jp/2012/stats/idf1_l.html
チームが勝つには守備力が重要だと常々思ってる。ここが良くなったのは嬉しいし、(ほとんど見れなかったけど)見ていて楽しい。
次に投手陣の力不足、という点。良くはないが、(さっき批判しちゃったけど)雄星、野上、十亀に始まり、後半覚醒した岡本洋介、増田、高橋と大分改善されてきた。来季が非常に楽しみ。ただ、防御率1~2点台のセットアッパーが皆無なところを見ると、やはり投手事情はまだまだ苦しい。
最後に、やっぱり怪我。
戦犯のところにも書いたけど、この状況で2位なんだから、フルメンバー揃った状態でシーズンを見たかった。
総じて満足か、と言われるとそうでもない。まだまだ発展途上な感じがするし、あれだけ有利な状況のCSで結果を出せなかったところがこのチームの力不足を表しているんだろう。
③来季優勝するために
辞任の報道でやたらナベQの振り返り評価を聞くが、采配自体はやっぱりダメだったと思う。そういう意味で、来季の新体制、采配が非常に重要になってくる。次期政権は潮崎よりも伊原が有力とも聞く。伊原なら采配面は安心・・・だが、司令塔としてはどうなんだろう。性格的に参謀に適正のある人物だと思うが。
あとは腐ってもクローザーとして確立していた涌井の代わりが必要。大石の覚醒は無さそうだし、タフな十亀を起用するも有りかも。
抜けるといえばヘルマンも抜けてしまう見込み。そろそろキッチリ結果を出せる大砲がほしい。
期待はやはり若手投手。岡本洋介、正直全く期待していなかったけどCSのピッチングは見事の一言。応援したい。増田・高橋の成長も楽しみ。雄星もそろそろ意地を見せておくれ。
そして期待はドラフト。個人的には是非ともJR東日本の吉田をとってほしい。これは贔屓でもなんでもなくて、今西武に必要なのは絶対的な精密機械タイプのピッチャーじゃないかと思うわけです。初年度は通用しなくても2~3年で力をつければ絶対に化けるタイプと思ってる。指名を願う。
なんだかんだ言うものの、レギュラーシーズンは2位。エンジンかけるのが遅すぎただけ。序盤から全速前進できるよう、野手陣は怪我なく、主力投手陣は実力を。若手投手陣は飛躍を。これに尽きる。
④ 昨年終了時に予想していたキーマンの結果
雄星・野上・十亀はまずまずかな。一般的に十分過ぎる結果と言えるんだけど。追っかけてる十亀だけがローテを守ったそうで、1年目のボロボロ具合から思えば感涙モノ。次のステージでどこまで伸びることができるか。
大石、小石はダメだったなぁ。コントロール力を上げなきゃ先はない。伊原は大石に特に期待して辛辣なコメントを寄せていたので、監督になったらその辺りは楽しみではある。
そして、一番のキーマンとして挙げていた鬼崎。マニアックなキャラだったはずなのに、今や戦力としても、エンタメ要員としても無くてはならない選手に。鬼崎ファンも少なからず見かけるようになった。引き続き期待してまっせ。
⑤今シーズンの良かったところ悪かったところ(選手以外)
ファンクラブ特典は十分すぎるほど豪華。特に埼玉ユニは思いのほかカッコ良く、評判も良かった。3rdと言わず、来季ビジターユニで使ってもいいんでないか?背番号の品揃えが充実(一部在庫僅少だったらしいが)していたのもGood。
一方でLポイント引き換え商品はちょっと物足りないと思った。スウェットジャケットぐらいかな。チケットホルダーとかひざ掛けが欲しかった。選手カードは交換状況見てると、ラインナップとして揃えたのはなかなか評判良かったみたい。カードバインダーも交換できるようになると良いかもね。
企画グッズは文句のつけようが無い。食指動きまくり・・・と言いたいところだが、在庫が異常に少ない!!!普段使いできそうなセネタースグッズ(無印Tシャツ、NewEraキャップ)が早々と完売してしまったのは残念。Tシャツはなんとか買えたけど。背番号Tシャツも名前要らんのよ。こういうのは「どうせ着ないし、また寝間着行きかな・・・買うべきかな・・・」って思ってるファン心理をそろそろ理解すべき。(ちなみに無印Tシャツは思いっきり愛用してます。)
レジェンドユニも同じく。ニュースリリースの時は心震えたね。買うのが当たり前の域なのにあっさり完売。今回は見込みを完全に誤ったね。苦情ツイートも多く見た。元々狙っていたのでユニとキャップは買えたけど、レオマークフラッグは今思えば買っておけばよかった。周囲でもあれだけ欲しかった、という意見多数。
しかし・・・ナイキマークは相変わらず要らないわ。自重しろ。あとレジェンドというなら黄金期メンバーの背番号ワッペンぐらいは欲しかったなぁ。
パ・リーグとしての企画だったけど、オークションを利用しての本人着用ユニ販売は良いと思う。金額が見える分、健全だし、チャリティーとしても正解。とりあえず俺の手の届く世界ではなかったことだけ分かった('A`)
マンスリープレーヤー企画はイマイチ。前半戦しか行けてなかったのでよくわからないんだけど、野球場へ行こうとタケカワユキヒデタイムが潰されたのは残念。あのタイミングが至高なのに。分かってないよ。今回はTシャツのデザインもイマイチだったな。次は選手別フラッグとかどう?
スタジアム演出といえば、DJのRISUKE。終盤ちょっと演出過剰だったかな?人によっては反感買うので、ほどほどに・・・。サムタイムノイズは企画した人間更迭しても良いレベル。はよやめい。
あとはほとんど思い出無し。レオファンとしては、しげる見に行きたかったなぁ。西武百貨店前の優勝イベントは見に行ったけど。来季こそはもっと観戦行きたいなぁ。
と、まぁ、今季はこんな感じ。