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てなもんや四三式次世代輸送システム

美味しいチャーハンを追求するチャーハンブログです。

団地ともおのアニメオリジナル回&特殊回を見る

2015年8月30日更新。

 

エレクトロねえちゃん以来追い続けて、マル被警察の時はサイン会にも参加したことの有る小田扉

ついに週刊連載かー、と思っていたら、2003年8月4日の連載開始から2014年5月現在ではや連載11年、そろそろ12年目に突入しそうだとか。なんともはや月日が流れるのが早い。

 

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ともおの顔が違うぞ・・・

 

昨年からアニメ放送が始まったものの、原作の焼き直しとCG作画であんまし見てもいなかったのだが、どうやら昨年末からアニメオリジナル回(小田扉脚本回)が放送されたらしい。

先日ようやく再放送で視聴できたので、コレを機に今後のアニメオリジナル回と特番的な放送の試聴レビューをまとめてみる。

例のごとく、飽きたら終わり。

 

 

■4月放送開始!アニメ「団地ともおスペシャル~よゐこがともおを大研究~

放送開始前の特番。

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なんと団地ともおの舞台のモデルが上中里団地であること、そこに小田扉自身が住んでいた(というか今も実家)こと、おまけに両親はおろか小田扉の部屋まで紹介された。地味ながらも小田扉ファンとしてみたら非常に貴重な番組である。

 

 

怒髪天とキヨサク(MONGOL800)登場回

未視聴。

『 家族の仲を取り持つんだともお 』 もしくは 『 何か写ってるぞともお 』 に出演していたらしい。

http://animeanime.jp/article/2013/07/31/15003.html

http://www.musicman-net.com/artist/27809.html

 

 

■アニメオリジナル回#1

初回放送:2014年 1月25日(土)
『クラブ活動は昼寝の時間じゃないぞともお』

http://www9.nhk.or.jp/anime/tomoo/archives/38.html

NHKからのあらすじ転載)活気がないクラブを活気づかせては、また別のクラブへと渡り歩いていく謎の5年生岡松。次に目をつけたのは、ともおの所属する「鉄道机上旅行クラブ」だった。

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これが最初のアニメオリジナル回(小田扉脚本回)。

アニメで初めてともおに触れた人はこんな印象を受けるのかな~という感想。素直に面白い。途中でとある陰謀(?)が明らかになってきたあたりからの暴走具合が、なんとなくエレクトロねえちゃんで出てきたおふざけ合戦に通じる気がする。そして、委員長の黙々とした鉄道愛に笑ったw

写真の彼が持ってる時刻表の絵柄はなんだか妙にリアルなんだけど、どこかの時刻表表紙のトレースだろーか。

 

■アニメオリジナル回#2

初回放送:2014年 7月5日(土)
『その胸に夢があるからさともお』

未視聴。いつの間にかアニメオリジナル回が増えていた様子。ただし、小田扉脚本ではない。

 

■アニメオリジナル回#3

初回放送:2014年 9月6日(土)
『その鐘を鳴らすのは誰だともお』

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こちらも小田扉脚本ではないオリジナル作品。来店1万名様になった吉本に嫉妬してたにしマートに入店したり退店したり、他の友達に嫉妬したりする。違和感は無いが、可もなく不可もなく、といった感じ。 こういった作品が出てくるのはやはり原作が尽きた後の独り立ち、ロングランさせるための準備段階として、なんだろうか。

小田扉作品が見たいのであって、他人が作ったともおには興味が無い、というおいらみたいな人には微妙な感じ。

 

■アニメオリジナル回#4

初回放送:2014年 10月11日(土)
『それはホントにおふくろなのかともお』

未視聴。しかし狙ったかのように録画失敗した回ばっかだな・・・

 

よゐこが選ぶオトナも見たい!団地ともおセレクション #1「濱口編」

よゐこが選ぶオトナも見たい!団地ともおセレクション #2「有野編」

よゐこがそれぞれの好きな回ベスト5を紹介、副音声でオーディオコメンタリーをしつつ放送するというリッチな番宣番組。

何が凄いかって、いきなりベスト1から発表するよゐこ濱口のセンス。

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こんな感じでコメンタリー。

更には小田扉本人まで出演して作品について語っていく。

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こーいうのは大抵DVDとかには収録されなかったりするんで貴重である。

 

関係ないけど、団地ともおDVDのジャケット絵は小田扉作画ではないアニメスタッフオリジナル。そのセンスの良さにTwitter上で小田扉本人も評価していた。

 

■アニメオリジナル回#5

初回放送:2015年 8月14日(金)
団地ともおスペシャル「夏休みの宿題は終わったのかよ?ともお」』

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久しぶりのオリジナル脚本回。まさかの団地ともおで戦後70年をテーマにするとは思わなかった。夏休みを過ごす各々の登場人物が、自分なりに戦後70年を考えていく、というどちらかというと小田扉らしい哲学的な内容。ファミリー向けアニメ(そもそもファミリー向け作品だったか?)で戦争をテーマにするあたりは流石小田扉だ。

ところが、この回について、小田扉本人はNHKに対して思うところがあったらしい。Twitterで以下のように言及している。

団地ともおSP、今朝放送してましたという事後報告

 

まだ自分は完成品を観てないんだが少なくとも子供をダシにしたグローバル系反戦原理主義的な内容にはなってないと思う。そうならないために自分でシナリオ書いた

 

当初書いてたシナリオが最終的に相当変更せざるをえないことになってしまったけどああいうテーマの話なのでそれはもうしょうがない

 

国家対国民という対立軸をつくらずまるごと当時の日本の肩を持つというスタンスで書いただけなんだがな

 

たとえば戦争目的とか停戦講和とか戦時法とか戦争のごく基本的な言葉と意味を知るだけで日中戦争シナ事変等の概要が感情論印象論ぬきにともおレベルの子でもするりと理解できるような、そんなくだりも入る予定だった

 

「日本近現代史は解釈が分かれる」ってセリフを「解釈が分かれるというのも解釈」で偏るから削るようNHKに言われて途方に暮れたな。「あんぱんのあんこの適量は解釈が分かれる」と同じくらいの意味しかないセリフだと思うんだがな

 

贖罪意識を練り込まれふっくら炊き上がった戦後の日本の常識はこうだから異論は認めんと言われてるようで俺にはマッチポンプにしか思えないんだけどな

 

どんだけ変な話を書こうと思ってたんだと思われそうだが自分も潔癖症でないしTPO含めもろもろの事情込みで書き譲歩すべきとこは譲歩し現実的に可能なラインを探ってたつもりだったんだがな

 

「日本の一番長い日」の新しいのまだみてないけど昭和天皇実録の内容も入ってるのかな。映画ってずいぶん長いスパンで作ってるイメージあるからさすがに間に合わなかったかな

 

自分は阿南大臣と陸軍の行動もまた理にかなってると思うんだけど、結果的には昭和天皇鈴木貫太郎が正しかったということにはなるんだけど。70年間だらだら国家というシステムのみが生きながらえてる感がはんぱないけどそれで不満かと聞かれるとうーんとなってしまうしなあ

 

・・・とのこと。このツイートはともかく、中立的な立場で物語を描こうとしていたことはなんとなく感じる。(そしてNHKが中立的な立場を装って偏った演出にした、ということも)

 

特にこの回で印象的なシーンがみっつ。

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終戦の日って喜べばいいんですか?悲しめばいいんですか?

 戦争が終わったことは嬉しいけど、負けて終わって人が

 いっぱい死んだのは悲しいし、どっちかなーって思って」

もちろんこのあと先生は会話に詰まる。

 

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「なんか負けた話ばっかでつまんないな。勝った時の話とかないんですか?

 正直ぴんと来ないんだよな。

 戦争は悲惨だ悲惨だって言うけど、負けたから悲惨なの?

 もし勝ってたら8月15日は勝ったのを祝う日になってたの?」

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「勝っても負けても戦争は戦争だ!

 じゃあ君はいい戦争があるとでもいうのか!

 戦場では人を殺すんだぞ!

 あの戦争もしらないガキが生意気言うな!」

「知らないんだからしょうがないだろ!

 タイムマシーンでも発明してこいっていうのかよ!」

 

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「国内もまとまらないのにほんと馬鹿な戦争をしたもんだよな。

 中国で収集つかなくなった時に欧米とまで開戦するなんてよう。

 どんだけ犬死にした日本人がいたか。その反省もせずに・・・」

「さっきから聞いてりゃ!

 そういう御託を並べる奴が俺は大嫌いなんだよ!

 お前は自分国の歴史を悪い方 悪い方に考えることが

 正義だと思ってるだろ!」

 

いずれも、戦争について分かった気になってるけど、客観的な議論ができてないんじゃね?というようなことを言いたかったのかな??と思ったり。

ちなみに、本作は脚本・小田扉、だけではなく、山田隆司も脚本をやっているようだ。そして、ストーリー監修として柳澤秀夫NHK解説委員の「報道ジャーナリスト」様だそうだ。よく見ると小田扉は「原案」・脚本、となっているみたい。

俺が見たいのは小田扉作品であって、100歩譲ってアニメ脚本やってる山田隆司はいいにしても、柳澤秀夫作品じゃねえんだよなぁ。

 

■スポーツ大佐のテーマ

 初回放送:2014年 7月19日(土)
『昔は君も若かったね大佐』

内容はポールとの出会いの回なのだが、何故か怒髪天がオリジナル曲を作成。アニメスポーツ大佐のOPテーマ曲の体で冒頭に流れる。

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 ちなみにポールの声は無駄に大塚芳忠フルハウスのダニー)。さすがNHK、予算に糸目がない。

 

 

■DVD収録時に内容改変

初回放送:2013年4月13日(土)

『団地で僕と握手だともお』

DVD収録時タイトル:

『団地で僕とピピピだともお』

 女子たちがともおの手のベタベタを検証し解決していく内容なのだが、所謂イジメ問題に繋がるとして、NHK判断で本放送後に内容改変が発生した回。

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何故か、ともおと手を握るとドキドキを「ピピピ」と感じてしまう、という非常に無理のある改変。イヤーな顔を、編集で無理やり赤らめていたりしたり。どう見てもともおに恋しちゃってるだろ。

それでいて最後、解決のために粉っぽくするところは一緒だったりして、なんだかよくわからないことになっている。

元々は大人向けコミックにも関わらず、全世帯向けにチューニングされるとこういうこともなりえるんだなぁ、というファン心理からすると微妙なネタ。