てなもんや四三式次世代輸送システム

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BRTに乗りに行こう!

某日、急きょヒマが出来たのでBRT乗ってきた。

 

と言ってもどう調べても都内から鈍行限定で日帰り乗り潰しは無理そうだったので、往路だけワープすることに。調べてみたら盛行き夜行バスにたまたま空席があったので、それを選択。8690円也。

しかし、久しぶりの夜行バスである。大丈夫かな?少し不安になりつつも、時間になり池袋に向かう。

今回選択したのは岩手県交通の「けせんライナー/遠野・釜石号」。思ったより女性が多く使ってるようだ。

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池袋を23時00分に出発。

今回は準備をサボったのでエアー枕などは持っていかず、ブランケットを一つ。これをクルクル巻いて枕代わりにした。結果的にはこれで十分な気がする。

 


気仙沼で多数が下車。その後、陸前高田へ。車窓からは震災の復興工事が目立つようになってきた。


盛サンリアSC(ショッピングセンター?)に予定より数分早く07時00分頃着。

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盛駅に向かう途中、外国人グループから「釜石にはどうやって行ったらいいんですか」と声をかけられる。え?わからんぞ。そもそも外国人が釜石って何用で?見るもん無いだろ。

駅で聞いてもらったほうがいい、とアタフタして伝えたら開放された。こういう時、スッと答えられる人間になりたい…

まもなく盛駅に到着。

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駅舎自体は無人の時間帯。そして奥には既にBRT車両という名のバスが鎮座。

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バスの到着が早かったので予定よりも一本前に乗車することができた。逆に盛駅の様子を殆んど見れなかったけど。。。

と言う訳で大船渡線BRT、盛駅を07時07分発車。

当初は奇跡の一本松駅だけを見るつもりだったが、急ぎ予定を組み替え、まずは鹿折唐桑(ししおりからくわ)駅へ向かうことにした。

ちなみに2015年冬期の青春18きっぷはBRTも乗車できる。果たして入鋏はどうなるのか?と思ったけど、スルーだった。いいのかそれで、というツッコミはさておき、捺し鉄としては少し残念。


さてBRTだが、最初は専用軌道を通るものの、暫くすると一般道に入って走行したりと、結構慌ただしい。

 

いきなりこんな感じ(左折中)で一般道に入っていく。

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一般道に入る区間ということは、要は鉄道が流されてまだ舗装できてない区間、ということなので、その視点で見ると津波被害の大きさを感じることができる。

 

このあたりなんかはそれがはっきりわかる。

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専用軌道といえども路面状況が悪いのか結構ガタガタ揺れる。乗り心地はお世辞にも良いとは言えない。それでも腐っても?専用軌道。一般道よりはずっと楽しい。トンネルとかもあるし。

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(トンネルの写真は気仙沼BRTのもの)


車両の行き違い区間も所々で設けられている。

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(こちらも気仙沼BRTの写真)

バス専用軌道になるので、踏切というよりは一般車の進入禁止目的のバーが上がったり下がったりする。一般車が通っていたらバスが止まる。信号が付いているところもある。

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鹿折唐桑に08時23分着。

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なぜここに来たのかというと、大きな漁船(第18共徳丸)が流されて鎮座していた、あの有名な光景が見たかったからだ。

しかしながら、今はその漁船は撤去されてしまっている。当時、住民の7割だかが保存は不要だと判断したんだとか。

駅前は大規模な復興事業の整備が進んでいる。お陰でどこに第18共徳丸があったのか、さっぱりわかりゃしない。

 

写真は左手奥に鹿折唐桑を眺めた様子。多分ここいらにあったと思われる。

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駅前から南側に1、2分歩いて見ると、セブンイレブンのあたりに展望スペースを見つけた。

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この展望台の高さは当時の津波の浸水域を示しているそうな。つまり、ほぼ町を丸呑み状態。

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当時の写真と地図が掲示してあった。

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だが、今の実際の光景にはそんな面影もすっかりなく、本当に震災があったのか?というような変な感覚を覚える。

 

しばらくして、BRTが到着。

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鹿折唐桑を08時23分に出発。今度は奇跡の一本松に戻る。09時04分着。

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駅(という名の停留所)から徒歩一分、とあったがそれは大嘘。実際は片道10分かかる。昔は臨時駅だったのが常設化した、とのことだったので、もっと近くにあったものと思われる。

 

橋復旧のための巨大ベルトコンベアーが有名だったそうだが、既に殆んどが撤去されていた。その名残がなんとも異質な存在になっている。

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ここを通って行く。

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向かう道の脇にはいろんな石材が並べられていた。津波で流されたもの?元に戻すためにおいてあるのだろうか。

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途中にあった気仙川の標識。津波の衝撃の大きさがわかる。

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んで、これが奇跡の一本松。

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いわゆるサイボーグ松。見た目からはそれほど補強したようには見えない。

 

どちらかというと後ろにある全壊した設備の方が気になる。

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調べてみたら陸前高田ユースホステルだった。旅行で利用した人、多いのでは?


そして、それよりも目を引いた施設がもう一つ。気仙川を挟んで向こう側。

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気仙中学校。震災遺構として保存の意向が示されているらしい。

 

バス車窓からの眺め。

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現地は生々しい震災被害は殆んど姿を消している印象。住民感情としては仕方がないのだろうが。


気仙中学校は奇跡の一本松駅から少し離れていたので時間がなく、近くに寄れなかったのが残念。


10時02分に奇跡の一本松を出発し、10時28分に気仙沼着。気仙沼はBRT2系統(大船渡線盛方面と気仙沼線)と鉄道路線(大船渡線一ノ関方面)が乗り入れる状況になっている。

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しばし滞在した後、10時56分に気仙沼を出発。ここから前谷地までが気仙沼BRT区間となる。


途中、残された線路、BRT化に伴い廃駅となった駅舎等が目につく。

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柳津からはBRTと鉄道路線の並走になる点は興味深い。そして柳津からの区間がものすごーくダルい!田んぼを眺めながら一般道を走るのはぼーっとしているととなりのトトロの引っ越しシーンに迷い込んだかのよう。

長い道のりを経て、ようやく前谷地に到着。ターミナル駅という感じでもない小規模なところで、旅の終わりとしてはいささか寂しい感じの駅だった。

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