※当社比
かねてより話題になっていた「コロコロアニキ」を買ってきた。
なんてったって、爆走兄弟レッツ&ゴーの続編、そしてキヨハラくんの新作が掲載されるという。そりゃ買わないわけがない。
しかし、コロコロなんて小学生以来。果たして何年ぶりだろうかね。店頭で見たら通常のコロコロと同形状。レジに並ぶのがちょっと恥ずかしいw
表紙をめくると懐かしの付録群。しかし中身はネトゲ、携帯ゲーのアイテムコード集だったり、カードゲームのスペシャルカードだったり。かろうじてミニ四駆用のステッカーが付いていたが、こちらにもガッツリした注意書きが同封されていた。
まだ本編に至ってもいないのだが、ここまでだけでも隔世の感を禁じ得ない。なんともはや。
続いてカラー刷りのミニ四駆やらカードゲームの特集コーナー。うんうん、こんな感じだった。懐かしい。しかし、新日の記事もこんなとこに入ってきてることに驚き。プロレス復興(というかブシロードの猛烈プッシュ)は本当なんだな。
そしてやって来ました。烈豪!!
(以降、申し訳程度にネタバレ含みます)
設定は事前情報の通り、豪はF1レーサーに。そして地味ながら(本編中も地味)表紙の右手赤髪は烈兄貴。左はなんと豪の息子(ではないかと疑われる少年)。
なんで、息子ではないかと疑われる、なのか。それは、冒頭で、豪が過去に別れた?レースクイーン曰く、顔が似てるから多分豪の息子、だから預かって、と告げられているからだ。
というか、この時点でもう驚愕。だって豪がアバズレレースクイーンとSEXした過去が明らかになってる訳ですよ。しかも無責任に中出し。そんでもって生まれた子どもは軽く育児放棄。いくら対象年齢が高くてもダメなんじゃねーか?それを「あはは、似てるな。確かにお前の子どもだろう!」と明るく笑い飛ばす烈兄貴も凄まじいキチガイ。
さて、基本的なストーリーは・・・、いやここはあえて伏せとこう。期待している人はお楽しみに。
そして次に来たのは、こちらもコロコロのトップレジェンド、のむらしんぼ!
冒頭は作者の挨拶シーンから。今回はつるピカハゲ丸くんではないようだ。はて?どういう漫画を書くのか?
・・・と思ったら、この調子で続く。まさかの自伝でした。
ところが、この自伝。なかなかにパワフル。のむらしんぼの破滅ストーリーは方々で聞こえた話だが、漫画でここまでストレートに表現したのは本人も初めてなんじゃなかろうか。
生活苦と離婚まで書きなぐったところから、自伝と平行してコロコロの歴史を書き示そうという流れを見るに、前半で気持ちが大分スッキリしたんじゃないかと読み取れた。そしてその後の展開に勢いというか熱さを感じる。過去のことを思い出しながら書いているから当時の気持ちに戻ってるのかな。永井豪の激マン!もそのような気配はあったし。
とにもかくにも、作画のタッチが衰えていないことが何より嬉しかった。本当に細々ながらイラストの仕事は続けていたんだなぁ。今回は勢い良く2話掲載。この勢いで是非とも物語を完結させてほしい。頑張れのむらしんぼ!
そして来ました。まさかの新作。
いやーこの人は凄いわ。タッチもノリも全く衰えてない。
そして冒頭にキヨハラの「オレたちコロコロコミックで27年前に初登場したキャラクターだぜ~!また久々に登場できたかと思うとうれしくてさ~!」というセリフ。それに被せるように作者コメントで喜びのメッセージ。いや、読んでる俺らも嬉しいから。
ちなみに知っている人なら知ってるんだろうけど、河合じゅんじ先生は自信のHPでいまどきの野球選手の絵を書いてるんだよね。ライオンズなら栗山とかおかわりくんとか。だからタッチが衰えていないのは認識はしてたんだけどね。ノリが衰えてなかったのは本当に嬉しい。
って、
「かわい」なページ のじゅんじのボヤキコーナー
http://space.geocities.jp/studiojetto/jyunjinoboyakinow.html
見たら、コロコロアニキに載せた時のエピソードがアップされてるやん!!
う~ん、河合先生の人柄感じますなw
で、スッカリ存在を忘れていたんだけど、今回登場してきて非常に嬉しかったキャラがいたわけです。詳細は本編を見てほしいんだけど、どれかというと審判役のキャラ。ニタ~、といえばわかるかな??w
河合先生といえば、昔実家に転がってたいけ!いけ!スワローズもなかなかに面白いです。ネットの世の中になったんで入手はたやすいと思うけど、気になる方は是非。
続く。