炭坑節発祥の地から始まる鉄道旅 の翌朝はくろがね線を撮影。
このくろがね線、あくまで通称。八幡製鉄所の戸畑地区と八幡地区を結ぶ路線で、住宅地を横切って走る珍しい貨物専用線である。先頭だけでなく催行日に補機の機関車(推進力、というより編成全体に対するブレーキ補助のための補機)もある。おまけに、住宅地に配慮してか非常に静か、というかノロノロ運転。
これは一度見てみたい。
※道中の計画や、記事中の車体情報についてはこちらを参考にしました。
http://eurofima.way-nifty.com/aux_amis_des_trains/
という訳で枝光駅に移動。(写真は昼頃のもの)
駅舎正面の丘陵にくろがね線が走る。
撮影場所は、位置的にこんな感じ。
着いたらいきなり走行中。うわあ。(2015年10月11日(日) 7時07分頃)
おしりの補機に向けて、申し訳程度の撮影をしたうえで、現地調査。ここは線路を跨ぐ橋が撮影ポイントらしい・・・が、
噂通り、フェンスが高く、網目が細かい。コンデジでアプローチするか、脚立が無いとこの構図では厳しい。
とりあえず道路際から隙間をぬって撮影してみることにする。
先ほど通ったのが八幡方面行き(返空)なので、次は戸畑に向かって貨物が積載されているはず。
待つこと一時間・・・
来ました。(7時55分頃)
85ED-1型電気機関車。うーん、真正面な構図だなぁ・・・
次は近くにあった保守用扉の広めの隙間からコンデジで撮影。
後ろ向きだけど、ようやくワニ確認。
さらにダッシュで橋上に移動し、同じくコンデジで撮影。
「食パン」こと、防水フード付台車。
さらに貨車は続く。
補機、70DD-3型ディーゼル機関車。
結局後ろ向きばっかり。なんとも消化不良なので、まだまだ粘る。
ちなみに、この撮影地、丘の頂上に中学校(枝光台中学校)があるおかげで中学生がワラワラと通る。待ってる間、結構恥ずかしい。
ふとトンネル脇に目が行く。
このマークは旧八幡製鉄の社章だそうで。1930年頃のものかと思われる。
再び1時間ほど経過し、戸畑方面からの返空がやっとこさ来ました。(9時04分)
やはりこの構図が一番か?相変わらずコンデジで撮影。
続いてダッシュで先程の保守用扉へ・・・って学生に遮られて通れない!!!
着いた時にはワニは過ぎ去っておりました。。。
90t積貨車カタ9754
40t貨車(型式不明)
70DD-3型
うーん、悔しさ残る・・・
今度はリベンジ。ちょっと下がったこの辺り(横道が少し高くなっている)から撮影してみることにする。
7時07分 八幡行き(返空)
7時55分 戸畑行き
9時04分 八幡行き(返空)
と来ているので次は10時頃だろう。
見事、予想が的中。10時に姿が見える。(10時01分)
わかりにくい?右下にちらっと居るよ。
陸橋に向かってトコトコ
陸橋通過
全体像。この時点で10時04分。どれだけゆっくりかおわかりだろうか。
ちょっと近寄って。
さようならー
こんな感じで撮影完了。なかなか面白い路線だった。周囲も閑静だしアクセスもいいし(行かなかったけど)コンビニも近いし。
その後は枝光から博多へ移動。ついでに枝光とかで色々撮影。
九州は景観が良くて羨ましい。
そう思う吉宗であった。