前回(下記事)の続き。
さて翌日。年休取ってバッチリ!・・・といいつつも朝の用事があり、現地着は10時過ぎ。もちろん自衛隊車両の搬入等はチェックできず。
おはよう!ナッチャンWorld!ブルーハピネス!12時間ぶり!
早速昼ナッチャンを堪能。
ムフフ・・・
さて、今日のメインはナッチャンWorld船内公開。陸上自衛隊PFI仕様に改造された船内をチェック!
・・・っ!?
いきなり迷彩服の集団!!??
演習というのは伊達じゃない・・・!!てか、横浜大さん橋というオサレスポットで自衛官を見ると違和感がw
その脇でナッチャンは佇む。
ブルーハピネスのイベント看板を見てテンションが上がってくる!!
横浜大さん橋の屋内に入る。
ブルーハピネスへの誘導が目立つが、この奥がナッチャン見学路。右は招待客・VIP受付。
きたきたきたー!!
自衛隊的な匂いを感じるランプウェイ!!(実際自衛隊向けに後付けされたものだとか)
この船体はやっぱり素敵ですよね~
ついに到着。わくわくわくわく
ちなみに反対を見るとブルーハピネスのお尻が。でけえ!
渡りました。ついに乗船!!!!
ひろーい!
そして早速、目玉(?)の自衛隊車両がお出迎え。横にいる自衛官が緊張感を高める!!w
まずは3 1/2t トラック(所謂、3トン半)+渡河ボート
道路障害作業車
全般的に災害時対応をテーマに展示をしているみたい。
高機動車
KAWASAKI!(偵察用オートバイ)
かっこいー!!
そのほか、災害救助装備等。
展示全景
奥はこんな感じ。
そして何故ここに?と話題のオリックスレンタカーブース。
テスラ・ロードスター。かっこいい!
スタッフの人に聞いてみた。
俺「なんでレンタカー?」
スタッフ「これら全部電気自動車なんです。船内で充電することができる、ということで災害時に役立つという理由で展示しています。」
俺「なるほど」
スタッフ「まぁ、災害時向けじゃないのも展示しちゃっていますが笑」
俺「そうですね笑」
そして油断すると迷彩服の自衛官だけでなく、制服の自衛官も多々見学していてビビる。どちらかというと迷彩服の自衛官はスタッフ的な立場なのかも。
2階デッキへ。
上からランプウェイを眺める。
うーん、広い!
さらに奥に進むと・・・な、なんだこれ!!
なんと自衛隊による講話会が開かれていた。確かに最初の告知記事みると講話とは書いてあるな・・・。
この辺の詳細は以下記事にて紹介。いろいろ興味深い話も聞けました。
その後、PFI事業を請け負い、ナッチャンWorldの運航を担う高速マリン・トランスポート社による船内見学ミニツアーが開催。事前の案内で「今回公開していないエリアも見学できます」と言っていた(!)ので、参加してみた。
社員を先頭に集団でゾロゾロ歩く。
参加者は大半がジジババ紳士・淑女。若い人(30代含む)はほとんどいない。この人たちはたまたま横浜散策中に見かけて来たのか、イベントを聞きつけてきたのか、フェリーファンは高齢が多いのか、実はミリヲタなのか・・・謎だ。。。
ここは旧エコノミーエリア。座席はすべて取っ払われており、雑魚寝クッションが収納された棚が一面に並べられている。(上の写真は雑魚寝状態を展示したもの)
背もたれ部にあたるクッションをはがしてみると、中には救命胴衣が。
確かにこれで自衛官が休息を取るのはキツそうだ。逆に災害時の避難施設としては十分か?高速マリン・トランスポート社員が説明員として居たので話を聞いてみると、戦車輸送で話題になった2014年の大分演習では2席に一人ぐらいの感じで演習(移動)中の自衛官が利用してたんだとか。
さらに奥に進むと喫煙所として解放されている屋外デッキへ。昨日(28日)の公開ではドアは締められていたそうで喫煙者以外が外に出られることを知らなかったらしいが、今日の公開では常時解放状態。
ちょうど喫煙所の上部には冷蔵用設備(と言っていた記憶)があるんだとか。
そして待望の4F、旧エグゼクティブクラスのフロアへ。講話会場の隣のらせん階段を上ってくる。ちなみに今回の船内見学時以外は閉鎖されていた。(船内ツアーに紛れて上ってきた人もいたみたいだが)
油断すると迷彩服の自衛官が上ってくるからビビる。
上の写真の奥の個室(今回は非公開)には迷彩服の自衛官がおり、弁当が山積みになっていたので、スタッフ休憩室のような形で使われていたと思われる。
フロア入口の扉部。こういうデザインがまだ残っているところがナッチャンWorldの魅力。
旧エクゼクティブ席は残念ながら撤去され、3Fと同じような簡易ベッドが敷き詰められていた。
エグゼクティブ席の名残。確かこの席で乗船した記憶。悲しいなぁ。
モニターなどは外されている。
先頭座席跡は棚位置の都合、謎スペースと化していた。
あんな豪華絢爛な席だったのに見る影もない・・・。
そしてここからが凄い。なんと船橋(ふなばしではありません。せんきょう、つまりブリッジ、指揮所のこと。護衛艦やら戦艦だと艦橋といわれる部分ですな)見学ができるというアナウンス!な、なんですと!!!口の中がアドレナリンの味がするぜ!!
でも狭いので人数を絞って順繰りに公開。以下、待ちの人々。
どうやら自衛隊も見学しているらしく、それ待ちらしい。そしていざ!!
と、ふと入口にあるキングファイルが気になり撮影。
FINISHED PLAN??ナッチャンWorldに関する終了した計画がまとまってるんだろうか・・・?
さあ!船橋だ!!・・・って制服さんがいっぱい!!
こんなシチュエーション経験したことないw
今日の場に来ている制服の自衛官って、少なくとも幹部または幹部候補生なんだろうなぁ。いろいろ直さないと使えないな~とか、結構真面目に確認・討議している様子。今回の公開って、演習とされていることからもわかる通り、着岸シミュレーションであることは間違いなのだが、それ以上に実船を利用した自衛隊内の視察・研修イベントという意味合いのほうが強いのかもしれない。
案内役の社員と「お!」と言いながら握手していた様子も。高速マリン・トランスポート株式会社は予備自衛官で構成されているらしいので、もしかしたら案内役の人、結構な役職だったのかも。(ちなみに船長は元ヘリ空母・ひゅうがの艦長らしい。まさか・・・)
ちなみに今回の公開には陸自幕僚長も来ていたらしい。
で、改めて船橋全景。
海図?キャンパスノート使ってる。
緊急連絡体制表が掲示。
入り口脇にはソファと製図用?の机。
なぜか流し台が。
そして、神棚。下の扉は船橋入口のドア。
いやあ、貴重な経験ができた。このツアーに参加しないと見れないとのことなので、両日50人ぐらいしか見れなかったんじゃないだろか。これだけでも大満足、来た価値があったぜ。
(船内見学の続き・車両搬出・出航編に続く)