完成披露”飲み会”?!
呑んべえのアイドル(?)吉田類が銀幕デビューする、という話題があったが、いつの間にか映画が完成していたようで、その完成披露試写会に行ってきた。2017年5月22日開催。
吉田類については説明は省略。オフィスとかだと今やプロ野球ファンよりファンが多いかもしれない人。
会場へ
場所は角川シネマ新宿。
KADOKAWAはちょうどアニメ「ブレイブウィッチーズ ペテルブルグ大戦略」を推している状況で、アニメポスターと吉田類が入り混じるというちょっとカオスな空間に。
もちろん、チケットは完売。
映画自体は6月10日から公開予定。
ちょっと早めに現地に着くと、マスコミ受付があったり現地設営の最中。
場内にはスリーエフとのタイアップ告知も。
いざ開場
開場時間に再度現地へ。
わ、人だかりが。
開場直後だというのに人がワサワサ。
入り口ではこんな感じでお酒やらを配布。
まるでマラソンの給水所。
ステージにはこんな舞台セットが。赤ちょうちんの「どつぼ」というのは作中に出てくる架空の居酒屋。
みんなこんな感じでわらわらと撮影
会場は延々と吉田類の「時代おくれ」が流れている。あまりにも延々と繰り返されていてちょっとカオス感が。
配布グッズは
さて、入口で配布されたモノをチェック。
まずは今回の目玉、酒w
久保田で有名な新潟長岡の朝日酒造「星灯籠」。紙コップも配布してくれるのはありがたい。
そしてチラシ。
これは嬉しい、ツマミのするめ(と、スリーエフのキャンペーン告知チラシ)
スリーエフ店内で吉田類のアナウンスが流れるとは。
映画主題歌、河島英五のカバー「時代おくれ」のデジタル配信告知。CDは出ないのか。
よく見ると2曲目に吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場へ」のテーマ(ジェッディン・デデン)が収録されているが、テーマ音楽のインストだろうか。それとも類が歌うのか。
裏面には歌詞。
そして記念のお箸。
刻印付き。これ何に使うかな・・・
酒は座席のドリンクホルダーに丁度良く収まる。300mlという量も丁度良い。映画館で常備しておいてほしい。
ついに吉田類登壇
意外に女子(若いとは言っていない。若い人もいたけど)客が多い。なんか顔見知りみたいな集団もいるけど、イベントの馴染みの顔なんだろか。
そして思ったよりスーツ、ワイシャツ姿の人が少ない。半分以上は私服?みんな仕事休んできてるの?それともホンモノの類フォロワーはイベントに来ずに普通に呑みに行っているの?
初老の夫婦もちらほら。
時間になると、司会の八雲みふねさんが登場。
「あっ、もうお酒飲まれている方がいますね!吉田類さんとこれから乾杯するから残しておいてくださいね!」
なぬ!そうなの!?そういやそんな話もあったような・・・もう1/3は飲んじゃったよ!
そして案内とともに吉田類登場!片手には生中ジョッキ。これがもう、超気さく。通る間にみんなにハイタッチ。握手までしちゃう。
※便宜上(?)、以下敬称略。
ステージに上がり、早速ビールを一口。うん、乾杯前だよね。「あっ!」と言って慌てる吉田類。
そして、監督の長尾直樹と、出演した伊藤淳史・松本紀代がビールジョッキ片手に登壇。
えっ?伊藤淳史?!すげえじゃないの!
そして皆が一言言っている間、ついついビールを口に運びそうになる類。このままだとやばいと思ったのか、ジョッキを机に置く動きには笑った。
そして(類が)待ちに待った乾杯。いえー!
ちなみにこのビールはお代わり自由とのこと。
以下は軽く要点だけ。
・長尾監督は吉田類と飲みたかったという目的で映画を企画
・ちなみに鉄塔武蔵野線の監督。元・武蔵野線沿線民としては気になっていた作品だがまだ見てない・・・。伊藤淳史ともこの鉄塔武蔵野線での縁だとか。
・長尾監督曰く、撮影中に吉田類が酒の銘柄をしつこく聞いてきた、とのこと
・トークが始まる前から気になってたんだけど、類、酔ってるよね
・都合、完徹したらしく、上映中に寝るかもしれないと発言する類
・色々弁明しながらビールを一人ガブガブ呑む類
・登壇者の中で唯一ビールをお代わりする類
・ろれつが回っているかを気にしだす類
・メイキングでいろいろと居酒屋に訪問した際にご当地のミス〇〇が居たりして仕込みじゃねーかと思ったらやっぱり仕込みだったと公言してしまう類
・ファンを公言した巨人大竹投手について、たまたま空港で呼び止められて写真撮っただけで全く知らず、報道されるまではキャッチャーの人に声かけられたという認識だったという類
・ほろ酔い時のエピソードとして、松本紀代は回転寿司屋で寿司が延々と回転しているのを見て笑いが止まらなくなったことを紹介
・それを聞いて、何度も回転している寿司は乾燥しているから注意した方がよい、という謎アドバイスを送る類
やべえ面白いwww
頻繁に進行煽りのカンペが出た後にマスメディア向け撮影&一旦全員退場。
類はその時も皆にハイタッチやら握手やら。大人が超群がる。凄いフレンドリーw プロレスラーの入場かよw 類凄いよw
そしてまた吉田類登場。今度は目玉(?)の主題歌「時代おくれ」披露。
今日の披露までは人前で歌ってはいけない制限があったそうで、ようやくカラオケとかで歌えるようになると喜ぶ類。
で、歌唱スタート。
・・・凄い。
なんだろう。このスナックのカラオケ感w
客も酒入ってるから超楽しいw
劇場はもうスナックだよこれ。スナックw
芸能人の歌付きイベントがスナックだった、と言っても誰にも信じてもらえないだろう。いや、吉田類のイベントといえば信じてもらえそうか。
そして再度出演者登壇。映画の見どころに対して、伊藤淳史が「舞台挨拶初めての人がいるかと思いますが、ここまでアットホームな雰囲気だとは思わないでください。」「私のところではみんなトイレに行きたくなる時間だと思うけど、見逃しても大丈夫なんで、行ってもらって構わないです。」とか言ってて笑った。
そして、退場・・・も、またもや類絶好調。座席上段にまで足を延ばし、皆にハイタッチ&握手。この気さくさがあの世界観を作っているんだろうなあ、と思った一瞬。ほんと面白いわ。
そして上映
どっちが本編だったか分からなくなってしまったが、そのあと映画が上映。
ちなみに上映後は特に何もなくイベント終了。
で、本音を言うとキワモノ扱いで正直期待していなかったんだけど、これが思いのほか面白かった。
割としっかり居酒屋感を再現している。コメディ作品としてみても十分面白い。
もちろん前座(?)が場を温めた上にお酒も入っているだけあって、客が皆ケラケラ笑っていて良い。というか普通にヒソヒソ話してたり、結構ラフ。どんな上映会だよw
そして吉田類が登場すると(本人は真面目に演じているのにも関わらず)毎度のようにクスクス状態で笑ったw
居酒屋ムービーという捉え方をすると、傑作なんじゃないでしょうか。映画館で呑めない場合は是非とも事前に酒を入れてから見ることをお勧めします。
伊藤淳史が言っていたように肩ひじ張らずに、好きにケラケラクスクス言いながら見るべし。
まぁ、割と序盤からトイレ行きたくなったけどな・・・。あたり見渡すと割とみんな普通にトイレに行ってて笑った。本当に俺が見たのは映画だったんだろうか。
あ、あと今日の吉田類もオシャレでした。なんだかんだでかっこいいよね。