AIによる記事自動生成ブログ四三式

このブログは天才チンパンジー「アイ(AI)ちゃん」が、言語訓練のために作成しているものです。

声優バスケ終了 ~声優バスケとは何だったのか~

f:id:type43:20210405221524j:plain (写真は2021年3月14日の落合南長崎スポーツセンター)


2021年4月1日、「一般社団法人声優Jrバスケ3X3 事務局」から、ファンクラブ有料会員(ブロンズブースター会員)向けにレターパックが配送された。

同日20時頃、声優Jrバスケ3X3公式Twitterアカウントにて、以下の投稿が行われる。

f:id:type43:20210405190402p:plain

突然の声優バスケからの活動終了報告。そんな・・・嘘だろ?声優バスケ・・・!!第4回大会まだやってないじゃないか・・・!!!

困惑しながらリンクをクリックする。



・・・開かない。



暫く待つと以下の画面が表示された。

f:id:type43:20210405190430p:plain



これだよ。



声優バスケらしさ爆発で笑ってしまった。最後ぐらいちゃんとやろうよ。

21時20分頃に修正されたらしく復旧。アクセスした先には理事長南沢道義、事務局長秋吉大輔の両名義で以下のお知らせが掲載されていた。 f:id:type43:20210405190736p:plain

https://fc.sj3league.com/news/%e3%80%8c%e5%a3%b0%e5%84%aajr%e3%83%90%e3%82%b9%e3%82%b13x3%e3%80%8d%ef%bc%88sj3-league%ef%bc%89%e3%80%90%e6%b4%bb%e5%8b%95%e7%b5%82%e4%ba%86%e3%80%91%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b-2/

【魚拓】「声優Jrバスケ3X3」(SJ3.LEAGUE)【活動終了】のお知らせ | SJ3 FANCLUB - 世界初の声優バスケリーグ公式ファンクラブ

ああ・・・本当に終わってしまったのか、声優バスケ・・・。

そして同時に投稿された(そして同じく、1時間以上閲覧できなかった)「活動アルバム」。

f:id:type43:20210405190714p:plain f:id:type43:20210405190918p:plain




画像ちっさw クリックしても大きくならねえじゃねえかwなんだよこれww

https://fc.sj3league.com/news/sj3-league%e3%80%8e%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%90%e3%83%a0%e3%80%8f%e3%81%ae%e5%85%ac%e9%96%8b-2/

【魚拓】SJ3.LEAGUE『活動アルバム』の公開 | SJ3 FANCLUB - 世界初の声優バスケリーグ公式ファンクラブ



卒アルっぽい編集に手間かけたのは労いたいところだけど、過去写真流用っぽい感じだし、普通に秘蔵写真アップしてくれよw

このよく分からない活動アルバムとともに、ひっそりと文末に記載された「※このSJ3.FANCLUBのHPは、4月30日(金)18:00をもって閉鎖させていただきます。」の文字。いや、これ重要だから。ここでちっこく言うことじゃないでしょ。


流石の声優バスケ。最後まで楽しませてくれる。キング・オブ・エンターテインメント。

そして、いよいよ終わってしまうんだなあ。。。

ちなみに、上述のレターパックには、終了のお知らせ(HPと同文面)、”高画質版”活動アルバム(A3サイズの二つ折りで、表表紙に竹内ゆうかさんのプレー中の写真、裏表紙に第3回大会後の集合写真)、オリジナルマスクストラップ、そしてThank youとデザインされたオリジナルQUOカード500円分が2枚封入されていた。

声優バスケはなぜ終わってしまったのか

声優バスケは2020年5月9日(公式応援Youtubeラジオ「ぜったいBもスキ!」の終了告知)以来、1年近く公式から供給がない。にも関わらず、ほぼ毎週誰かしらが声優バスケについて語っている。もはや宗教団体だ(こわ・・・)。

なので、「長く皆様をお待たせ続けるのはできない」(お待たせ””続ける”こと”はできない、では??)とあるが、正直、ゾンビどもはいつまでも待ってたと思うし、それは運営側も察していたとは思う。

直接の原因はコロナであることは明白なのだが、なぜ今の時期で声優バスケが終わってしまったのか。


声優バスケという企画、これは明らかに東京オリンピックの盛り上がりとの相乗効果を狙ったものである。また、豊島区というオリンピック推進を掲げる行政とのつながりを重視している色も強い(豊島区自身もオリンピック機運醸成のために色々取り組んでいる)。

なので、もともとがオリンピックありき2020年度を一つの区切りとして据えたプロジェクトだったというのはあるだろう。商業面での力の入れ方も薄かったのはそういった毛色があったからとも推測できるし、だからこそ純粋なイベントとして楽しめたってのもあるとは思ってる。

ただし、ファンクラブの有料会員が年会費という扱いだったことを忘れてはいけない。(万が一)当たったら中長期的なコンテンツとして扱うように設計されていた、というのも事実だと思う。

声優バスケが続くifはあったのか

もし、CLU+CHが存続していて、第3回大会でTweediaとの対決路線が確立していたら??そこにオリンピック機運が最高潮に達して第4回大会が大盛り上がりになっていたら??可能性は低かったとは思うが、そうなれば声優バスケが存続していた未来はあったのかもしれない。

しかしながらCLU+CHは第3回大会直前の2019年8月末で活動休止。それに呼応するかのように、声優バスケも8月31日付けで有料ファンクラブ会員の受付を停止。このタイミングで何らかの議論が為されたと考えられるし、ここで「2020年度の壁」を超えられないことが決まったんじゃないか。

まあ、声優バスケのあの広報力じゃそもそも盛り上がるのは無理だったろうけど。試合の映像とかもっと流そうよ。本当に楽しいイベントだったんだからさ。

とりあえずCLU+CHが居たら万が一のifがあったかもね、という話で、別にCLU+CHメンバーの責任ではないよ、ということだけは言っておきたい(学研プラスに責任はないとは言っていない)。

第4回開催断念のワケ

ifはさておき、一般社団法人を維持するにも金がかかるし、年度毎に予算計画も必要になる。更にはスポンサーもいる訳で、自然消滅で有耶無耶とすることも難しい。「最後の締め」をやるためだけに年度を跨ぎプロジェクト延長するには負担が大きすぎる。なので、どんなに伸ばしても年度内にはケリをつける必要があったと考えられる。

また、「選手の置かれている環境」という記載。これも事実かな、と。ある程度前向きに取り組んできた事務所所属メンバー(声優バスケに肯定的だったかどうかは知らん)と学徒動員メンバー。4月を跨ぐと色んな意味での「卒業」がある。彼女らを置き去りにして企画だけ有終の美を飾る、という訳には行かない。そういう配慮が為された上でのあの表現なのかな、と思った。

もう一つ、重要な要素。それは「そもそも豊島区がオリンピック開催についてビミョーなスタンスになってきている」ってのがあるんじゃないか。コロナ前は「進め1億火の玉だ!」、2020年の夏ぐらいは「欲しがりません勝つまでは!」の精神でどの自治体もオリンピック開催に躍起だった(戦時中か!)。ところが、冬頃に差し掛かってくると、緊急事態宣言の再発令に焦点が当たり始め、医療は崩壊し始め(もう崩壊してる)、世論はオリンピックどころではない風潮に。むしろ、今ヘラヘラと「オリンピック盛り上げようぜ!」なんて言ったら、区民から袋叩きに合うような状況。こんな状況が4月の今でも続いている。

年度を跨いでまで活動は難しい、参加してくれた選手に申し訳が立たない、更には”最大顧客”の豊島区のモチベーションが下がってる。そりゃ続ける訳無いだろうと。 店を畳むにしてもスポンサーへの根回しとか諸々あるので、第4回開催の断念と共に、終了の判断は12月ぐらいには為されてたんじゃないかなあと思ったりもする。選手への通達はもっと直前だろうけども。

すべて想像だが。

では、オタクは軽視されたのか

先述したとおり、「長く皆様をお待たせ続けるのはできない」は建前すぎるだろ、とは思っているが、じゃあSJ3がオタクを軽視していたか、と言われると「それは違う」と思う。

その理由は、冒頭に記載したレターパックの件。中身も紹介したが、尋常じゃない手厚い内容である。

オリジナルデザインのQUOカード500円分が2枚。この時点でやばい(オタクグッズなら3,000円は取られててもおかしくない)。100枚ロットでも相場的に約700円/枚かかる訳で、原価1,400円。さらにはオリジナルマスクストラップと”高画質版(笑)”活動アルバム。これも100個ロットぐらいになると合算で原価1,000円ぐらいか。そしてレターパックライト370円。人件費も加味すると、有料ファンクラブ会員宛に3,000円近い金をかけている。

そもそも有料ファンクラブ会員は、第1回大会で公式Tシャツの無料配布を受けている。第2回大会で一般販売もされていたが、1着2,500円という価格設定の代物。加えて過去3大会で先行入場権を持ち、3時間待ちすることもできる。更に更に、3,250円の投資で「俺は声優バスケの有料ファンクラブ会員なんだが?」「声優バスケに3,250円払った人間に謝れよ」と一生言い続けられる権利まで得られてしまうので、この時点で元は取れていたようにも感じる。

ぶっちゃけ、切り捨てても良かったとは思うが、そこに、この3,000円相当(当社試算による)の「詫び石」である。「謝れよ」ネタの抑止は必要だろうけど、こんな小規模なオタクイベントでそこまでやるか?って思うほどに丁寧すぎる。スポンサーや関係者向けへの記念ノベルティとしても使っているとは思うが、それにしても、だ。(200個ロットだともうちょい安くなるか?)

一般社団法人の解散に向けて、81本体やスポンサーからの出資だったりファンクラブの会員費だったり、そのあたりのプール金の使い切り目的はあるんだろう。ただ、その還元先にオタクも選んでくれたってことを考えると、やっぱりオタクのことは意識してくれてたんじゃないのかなあ、と思ったりする。

なんだ声優バスケ、神イベントだったんじゃないか。逆に言えば、この「詫び石」にかかったコストは、本来第4回大会で色々な催しに使われていたお金・・・ということを考えるとちょっぴり悲しい気持ちにもなる。

ちなみにレターパックライトでのQUOカード発送に疑問視する意見が散見されたけど、レターパックライトでのプリペイドカード(有価証券)発送は問題ないそうです。事故発生時の補償がないだけ。

声優バスケとは何だったのか。なぜ声優がバスケなのか。


知らねえよ。俺が聞きてえよ。


というのがぶっちゃけ本音なのだが、それはともかく、声優バスケとは何だったのだろうか。

アニメディアにおけるリーグ発足時の記事を引用する。いつ見ても記事タイトルの「世界初」に笑ってしまう。

 発足記者発表会では、大手声優事務所「81プロデュース」の社長であり、本リーグの理事長を務める南沢道義氏が昨今の声優業界が様変わりしていることに触れつつ、「(事務所でも)声優は一芸ではなく、二刀流になろうという話をしています」と、演じることがメインではあるものの、一芸ではないことが武器になると力説。「SJ3リーグ」もそういった考えのもと、縁があったことから発足が進んだのだという。続けて南沢氏は「ストーリーが生まれて、教育や国際交流につなげることもできれば」とリーグの今後についても想いの丈を言葉にした。

世界初の声優バスケットボールリーグが発足 – 新たな物語がここから生まれる、今後はアニメ化・音楽活動も【レポート】 | 超!アニメディア

【魚拓】世界初の声優バスケットボールリーグが発足 – 新たな物語がここから生まれる、今後はアニメ化・音楽活動も【レポート】 | 超!アニメディア

また、豊島区議会議員の小林弘明氏のYoutubeチャンネルで、第3回閉会式で81南沢社長の挨拶の様子がアップされている。

www.youtube.com

声優写ってるのに勝手に上げていいのか、そもそも公式がこういう仕事しろよ、とか、色々ツッコミどころはあるが。ついでに言うと、この小林議員、Facebookとかで見る限り議員特権でタレントとかに接触してて公私混同感も半端ない。ちなみに最後の最後で例のCLU+CHの存在を否定したかのような「3連覇」暴言も収録されているのでこの動画、必見です。


それはともかく、以下南沢社長の挨拶要点。

  • スポンサーからも「声優が?バスケ?」とよく言われた
  • 今、声優業界はファンからの様々な応援のスタイルを頂いている
  • 声優も、スポーツが得意だったり、理系だったり文系だったり、ハートが強かったりと、様々なバックボーン持って表現者としてステージに上っている
  • その個性に見合った新しい時代を切り開く新しいスターの創出をする
  • 選手たちの成長とともにこの企画を育てて行きたい
  • 業界として、ゲームだったり、アニメだったり、様々な作品がこれから生まれてくるんだろうと思っている
  • アニメ制作側の立場としても参加してくれた選手たちのキャストとしての成長を見守っていきたい


えっ!?ゲームだったりアニメだったり??それは声優バスケの企画の延長線としての話なのか、後段と同じ、業界全体の取り組みの話なのか・・・前者だったらちょっと大風呂敷広げすぎだぞ。前述した有料ファンクラブ会員の停止とかも考えると流石に後者だろうな、とは思うが・・・。第3回大会自体は盛り上がったのでテンション上がってリップサービスをカマした可能性はある。


話を戻す。発足時の記事と第3回の挨拶から推察するに、要は


声優バスケとは「バスケとコラボした派手めの企画を立ち上げて、ワンチャン、スターが生まれればいいな、という企画」


なのである。言われんでもわかっとるわ。という結論なのだが、改めて分析してもそこにしか行き着かないんだからしゃーない。

声優バスケの特異点は、そこにオリンピックの盛り上がりとの相乗効果を目論んだり、行政との繋がりを絡めて生まれたものというところだ。南沢社長が全面に出てきているのは行政とコラボをしたからだけなのかもしれないが、スポンサーの規模感だったり、駒田航・福緒唯高木美佑あたりの起用を考えると、気合の入れ方が閉じたユニットでわちゃわちゃするしょーもない企画とも一線を画しているようにも感じる。案外、南沢社長自らの鳴り物入りの企画の可能性もある。

こういう企画を立ち上げる際には、だいたい売り込みたいタレントを軸に据えるものだ。恐らくそれは、広報番組での起用ぶりを見ても、バスケ経験者のTweedia「竹内ゆうか」なのだろう。もしかしたら竹内ゆうかありきで、バスケをテーマにすると決まったのかもしれない。※小野紗也加もいいぞ


ここまで推されたからには、竹内ゆうかさん、売れようね(応援してます)。


で、そこにロケットベースや学研プラスもバスケが得意で売り込みたいタレントを擁して企画に乗ってきた、と。結果、想像以上のレベルで「バスケットボール」が繰り広げられた・・・そんなところかなあと思ってる。


ただ、他の「モブ」扱い選手や「数集め」扱いのチームがここまで熱いプレーを見せ、会場を沸かせるとは誰も思わなかったんではないか。

本ブログでも、子供のバスケの試合を保護者として見届けるような感じみたいな表現したこともあるが、同じようなことを本職のバスケ記者がレポートしている。

 アリーナはとても温かい雰囲気で、ブーイングなどは一切なし。集まったファンは一生懸命プレーする姿に、配られたハリセンを使いながら選手たちに声援を送っていた。惜しいシュートには一瞬アリーナが落胆したような雰囲気に包まれていたが、すぐさま「がんばれ」や「惜しい」などというポジティブな大歓声に覆われる。アリーナには“推しメン”と言われる、応援したい声優を見に来ているファンが多く、バスケに関心があった人は少なかったかもしれない。それでも時間が経つにつれて、バスケを見るということにも慣れてきた感じもあり、声援がどんどん大きくなっていった。みんながすべての瞬間に対して敵、味方なく、親心みたいな思いを持ちながら“推しメン”を後押ししてバスケも楽しむ。アリーナ全体でこのリーグを盛りあげようとする雰囲気はすごく新鮮であったし、バスケを見て好きになり始めた頃の純粋な気持ちが蘇ってきて感動した。

世界初となる声優の3×3公式リーグ「SJ3.LEAGUE」はとても新鮮で面白い | バスケットボールキング

【魚拓】世界初となる声優の3×3公式リーグ「SJ3.LEAGUE」はとても新鮮で面白い | バスケットボールキング

最後の一文がとても良い。

傍から見ていて、南沢社長も楽しんでいるようには見えた。商業的な価値は見いだせないまでも、声優バスケに何かしら得たものは感じていたんじゃないか。それが、オタクへの手厚い「詫び石」に繋がったものと信じたい。


全く関係ない話題に脱線するが、先述した小林弘明氏のYoutubeチャンネルに「小林弘明 豊島区議会議員候補 テーマソング GO!GO!小林弘明」なるものがアップされている。これ、かなりヤバいので一見の価値あり。ゴッゴッコバヤシ!ゴッゴッヒロアキ

www.youtube.com

そして声優バスケの探求へ

「声優バスケとは何だったのか。」について「ちょっと特殊なワンチャン企画」と述べたが、それはビジネス展開する側の見え方であって、全世界(主に都内と仙台と中国)に広がる声優バスケファンはきっと、もっと高い次元で「声優バスケ」を見ていたはずだし、未だにそれが何だったのかの理解には至っていないと思っている。もちろん、それは私も同じである。きっと、第4回大会が開催されていても、その答えにはたどり着けなかっただろう。簡単に答えを求めるオタクもいるが、過去3回皆勤しているオタクでさえ答えを得られていないのである。人に聞いてわかるものなら、とっくに答えが生まれているはずだ。

声優バスケとは何だったのか。なぜ声優がバスケなのか。我々がその答えを得るには、公式に声優バスケが終了してしまったとしても、やはり声優バスケゾンビとして生き続け、探求し続けるしかない。

個人的に、毎年6月14日は第4回声優バスケの日にしたいと思っている。思いきって日本記念日協会とかいう胡散臭い団体に認定してもらおうとも思ったが、認定費用として15万円(約50ブロンズブースター)必要なので断念した。未来永劫、無限に繰り返される第4回声優バスケ。その中で、声優バスケについて考えを深めていきたい。

だが、福緒唯さんに「なんでバスケやってるの?」「声優じゃないの?」って尋ねたヤツ。てめーはダメだ。ぶん殴ってやるから表にでろ。

選手が一番教えてほしいに決まってんだろ。

声優バスケの評価

自分は声優バスケのことを「コンテンツ」と言っている。それは「コンテンツ」という言葉に相応しいと感じているからだ。

正直、声優がわちゃわちゃやってるだけのうっすい企画は、推しが出てたら推すけど(現金なオタク)、コンテンツの域に達してるかあ??って言うレベルのものが多い。アニメ関連イベントで、声優が本編と関係ないミニゲームを繰り広げてたりするのとかも結構許せなかったりする。声優バスケはちゃんとバスケをしていた。そこが一つの評価ポイント。

素人のバスケを見て、何が楽しいのか、という人間もいるが、真面目にやってる素人スポーツって楽しいのだ。何ならそこいらの少年野球とかも楽しいぞ。酒飲みながら見たいぐらい。声優バスケの場合は、部活の軍隊的な嫌な要素が無く、ただ声優さんたちのひたむきさが全面に出ているのが良い。しかも第2回、第3回とプレーが上達している。見えないところで練習してきたんだな!というのを目に見えて感じる。売れっ子声優かき集めたら商業的には成功していたんだけど、良くも悪くも手の抜き方を覚えているので、ここまで真剣味が出なかったんじゃないか、というのは思うところ。


どれぐらい面白かったか、って言うと、言っちゃ悪いが、10年間負け続けてるオリックスの開幕戦よりは面白いはず。

さらに自分の経験で言えば、松坂が登板すると聞いてウッキウキでバックネット裏近くの座席で待機してたら試合開始直前で「怪我により先発投手の変更を行います。」ってアナウンスされた中日西武戦よりも面白い。福岡遠征でバカにしてた松中に満塁弾打たれるわ、延長で同点打食らうわ、そのまま1勝もできずにサヨナラ負けして外野にいたホークスファンがウエー!って顔でこっちを煽ってきたクライマックスシリーズよりも面白い。甲子園で勝ち試合だったのにゴンザレスとかいうクソ外人を登板させて阪神ファンより汚いヤジを西武ファンが飛ばしまくっていた阪神戦よりも・・・(以下割愛)。NPBより面白いんだから大したものだ。そういった魅力を、やはり映像で広めてほしかったよなあ、という思いが今でも強い。

そしてミスター声優バスケ・駒田航さんの仕切りが神。運営の酷さがありながらもエンタメイベントとして成立していた。これも評価ポイント。もう一度言うが、運営自体は酷かった。将来の礎にする意味でも、せめて運営もしっかりしてたけど興行としては失敗した、ぐらいのレベルまでは至ってほしかったな。


客観的評価についてはTwitterで既に証明されていると思う。色々とネタにされる声優バスケだが、その実態は面白いエンタメコンテンツだった。現場に行かないと伝わりづらかっただけ。その事実はやはりきちんと言い残しておきたい。

声優バスケ終了時も、案の定、声優バスケを外から本気目で嘲笑するツイートは散見された。君、周りの人間が現地に足運んだ上でネタツイートしてるってわかってないでしょ?って言いたくなっちゃう。埼玉県民が埼玉自虐ネタで遊んでる中でいきなりガチで埼玉をバカにしてくる千葉県民のような。もしくはドラゴンクエストユアストーリーを見ていないのにドラゴンクエストユアストーリーはクソだ、とか言っちゃうタイプ。(ドラゴンクエストユアストーリーは本当にクソなので、例えとしては良くなかったかもしれない。

まあ、オタク、批判するなら自分の目で見たものをちゃんと批判しようね、という話。

稗田寧々声優バスケdisり事件

せっかくなので、稗田寧々声優バスケdisり事件についても触れておこう。

コロナが武漢で増え始めているとまだ一部の海外ニュースで取り上げられ始めていたぐらい時期。声優バスケとしては10月のイベントからBスキ開始までの空白期。そこに「第4回 稗田・宮原の予算無いけど贅沢してみたい件!!【前半】」(ねねとさつき)が公開された。

youtu.be

「これは声優バスケdisだw」やらなんやらと、飢えに飢えていた声優バスケゾンビ界隈は大いに盛り上がった(そこまで盛り上がったとは言っていない)。・・・が、これも言葉だけが独り歩きすると良くない(動画も消える可能性あるし)ので、一応解説しておくと、ゲストの射場美波さんと「一瞬だけ現場が同じだった」と稗田寧々が紹介したのに対し、射場さんから「バスケ忘れないでくださいよ!」とツッコミを受け、更にそれに被せて共演していた宮原颯希さんが「射場ちゃん!バスケのことは・・・!(触れちゃいけない)」と茶々を入れた、というそういう流れなのである。

稗田さんはナチュラルに声優バスケの存在を忘れていた、というところであって、別にdisった訳ではない。本人の名誉のためにフォローしておく。まあ、悪意がなかった分、余計にタチが悪いのかもしれないが・・・。

本人も時折、現場で声優バスケについて触れている(自称OGと発言したとも)そうなので、黒歴史化している訳でもなく、我々と同じように声優バスケには愛着を持っていると思って良いだろう(そう信じたい)。

ちなみにこの動画、宮原さんの悪ノリに対する射場さんの「(マジで何言ってんの!!)」感全開の顔がとても面白いので声優バスケ名シーンの一つとして挙げておきたい。

終わらない声優バスケ

さて、声優バスケを一通り評価しきって、いよいよ、ああ、終わってしまったのか声優バスケ・・・結局SJ3って表現あんまり浸透しなかったな・・・そもそも声優バスケがなんだかよくわからなかったけど・・・という寂しい気持ちが押し寄せてきた。


ところがである。ここで朗報。

実はファンクラブの規約には以下の記載がある。

第17条(当会の解散および本サービスの中止または廃止) 当社がSJ3リーグ運営を行っていく活動に対し、継続しがたい事情が生じた場合、その他当社が相当と判断した場合には、当社は、会員に対し、当会の解散日、本サービスの廃止日または中止日の1か月前に当会の解散、本サービスの廃止または中止を予告することにより、当会を解散し、本サービスを廃止または中止することができるものとします。 前項による当会の解散および本サービスの廃止または中止によって生ずる損害については、当社は一切責任を負わないものとし、また、当社は有料会員に対し、既に入金済みの有料会員費の返還は行わないものとします。

https://fc.sj3league.com/terms/

【魚拓】利用規約 | SJ3 FANCLUB - 世界初の声優バスケリーグ公式ファンクラブ

「当社」とは「一般社団法人声優Jrバスケ3X3」のこと、「当会」とは「ファンクラブ」を指す。つまり、声優バスケ終了には1ヶ月前の告知が必要と定めていて、その告知が4月1日に為された。逆に言えば、2021年4月いっぱいは声優バスケは「生きたコンテンツ」なのだ。(執筆時:2021年4月5日)

例の”低画質版”「活動アルバム」の末尾にひっそり書かれた「4月30日18時」はこれを示すものなのだろう。良かった!終わってなかった声優バスケ!!

年度末で予算使い切った可能性も高く、これ以上のグッズ配布やイベントなどは想定しづらいが、それでも4月30日18時を迎えるまでは声優バスケが生きたコンテンツであり続ける。声優バスケへの感謝を噛み締めながら貴重なこの1ヶ月を過ごしていきたい。


ただ、一般社団法人声優Jrバスケ3X3の解散自体は4月30日よりも後なんじゃないかなあと思っていたり。システム運営会社への支払いとかも普通は締めた後だし。もしかして上期どころか年度末までは存続するのかもしれない。4月30日過ぎても声優バスケはまだ終わってないとかゾンビ主張し始める気がプンプンしているが、そこんとこはよろしく。とりあえず、国税庁の法人番号検索サービスで一般社団法人声優Jrバスケ3X3の登記記録の閉鎖まで確認できるっぽいので、本ブログとしてはそのへんまでは追い続けていきたいと思う(ゾンビ)。

兎にも角にも、これで一旦の区切り

第4回大会が開催されなかったのは今でも悔しいし、残念だ。それでも、形式的な形になってしまったとはいえ、自然消滅ではなくきちんと終了まで持っていってくれたのは感謝。出演者の方々、関係者の方々、楽しい時間をありがとうございました。リトルウィッチアカデミア要素だけを目的に10割冷やかしで参戦したけど、ここまでハマるとは思わなかった。これだけ宣伝してもリトルウィッチアカデミアファンは誰も興味持ってくれなかったけどw

一生懸命プレーされている姿は、やっぱり見ている側にも伝わった。引退、卒業、退所される方も少なくはないだろうけど、声優業に限らず、今後、様々なフィールドで同じような一生懸命さで活躍して欲しいし、その姿を見ることができたら、それは楽しみ。

あと、推しキャラの声優を務めている蘭乃和佳子さん。声優バスケで初めてお会いできて、そしてこの声優バスケが最後の現場になってしまった。ひっそりと退所されてしまったのは残念でもあるけど、楽しい思い出としてずっと持っておきたい。このBlogなんて見てもらえてるかわからんけど、もし見ているようなら、改めて感謝を伝えたい。ありがとうございました。本業の声優業を全然追えてない点は侘びたいが・・・。

心残りばっかりだが、もう少し挙げると、やはりCLU+CHが歌唱し、広報番組でもガンガン流れていたSJ3公式テーマソング「Brave × Dream」の音源化。いや、既に音源化はされている訳で、その展開というか。名曲だと思うし、何よりこの声優バスケがそこにあったという墓標記念碑になる。歌詞でさえ公開されてないんすよ。

権利関係はクリアされていたからこそCLU+CH離脱後の広報番組でも使われていたと思っているし、CD媒体として売ってほしかった。まあ、それも難しい状況だと思うので、何卒、Youtubeでの公開をお願いしたい。楽曲派としては作詞作曲編曲演奏のクレジットも欲しいのも本音。

加えてTシャツね。あれも常用と保管用でもう2着ぐらい欲しい。不良在庫があれば引き取りますよ。取りに行きます。


結局の所みんなゾンビなので、公式が終わっても、声優バスケ信仰は無くならないと思う。やべー集団だ。

個人としても先述した「毎年6月14日の第4回声優バスケの日」は大切にしていきたいし、8月29日の発足記念日、9月30日の第1回大会記念日も何かしら盛大にやっていきたい。例えば落合南長崎駅周辺で爆竹を鳴り響かせるような祭りをするとか、声優バスケ神輿でトキワ荘前を練り歩くとか。声優バスケ神社を建立するのもいいな。ゴッゴッコバヤシ!に請願しようかな。有権者じゃないけど。

トキワ荘といえば、第2回大会での声優バスケTシャツ一般販売の売上がトキワ荘復元プロジェクトに寄付されている。実質、声優バスケがトキワ荘を復元させたと言っても過言ではない(過言)。手塚治虫とかトキワ荘の報道を見る度に、声優バスケを思い出すようにしたい。いっそ、ここを声優バスケ神社扱いにしても良いかも。

ゾンビが生き続ける以上、参加した声優さんには、一生「声優バスケ選手」というレッテルが貼られてしまうだろう。その辺は今のうちにお詫び申し上げておく(お詫びすれば何でも許されると思っている。)


ああ、もうこれで、公式HPを開くと最初に表示される、左上からモノクロロゴがチラッと出てきて、バスケットボールがぴょーんって飛んでいく、謎のアニメ(再読込する度に表示されて邪魔)が見れなくなると思うと、残念だ!!

f:id:type43:20210405220847g:plain

万が一にもトチ狂って声優バスケ復活!となったら、なんとしてでも見に行きます。古参勢として!ありがとうございました!!

終了に対する出場声優さんのコメント

記録として引用しておきます(4月5日時点)。CLU+CHのメンバーまで!応援してきたファンはやっぱりこういうところも見ているので、メッセージを発してくれているのは嬉しいです。(もちろん、それがFleetであっても!想いは通じたよ!)。

最後の最後に、あえてファン寄りの「声優バスケ」という通称表現を使っている方もいて、グッと来る。

KOGAKUIN WHIRL WINDS

※大川華恵さん

KOGAKUIN TWISTER

ちぇるびあっち

PuaPureParty!

Tweedia

WONDER ROCKET

TS Angel

※浦美咲さん

BeiDou

※ホワンホワンさん

CLU+CH

俺たちの駒田航

(参考)過去記事

今読み返してもおもしれーよ声優バスケ。早く第4回大会に行きたい。

ドキッ!リトルウィッチアカデミアだらけの声優バスケ SJ3 LEAGUE 開幕戦に行ってきた - てなもんや四三式試製飛行機計画要求案摘要

実質リトルウィッチアカデミアの声優バスケ SJ3 LEAGUE 第2回大会に行ってきた - てなもんや四三式試製飛行機計画要求案摘要

リトルウィッチアカデミア要素もある第3回声優バスケ公式戦に行ってきた - てなもんや四三式試製飛行機計画要求案摘要

声優バスケ選手名鑑 2019年秋版 - てなもんや四三式試製飛行機計画要求案摘要

5月1日追記

SJ3公式サイトが2021年4月30日に閉鎖となりました(結局Brave×Dreamは公開されなかった・・・)。思い出をありがとう。