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空母ロナルド・レーガンに乗艦してきた 前編

米海軍横須賀基地のアカウントで「ツイッターフォロワー限定艦船見学ツアー」の企画がツイートされていた。

米海軍の基地内見学!!?しかも横須賀!!絶対申し込まなきゃ!!

当日起床後、即申込み(寝坊してギリギリだったw)。まあ15人限定だから当たらんだろうな~と思ってたら、まさかの当選メールが届いたwww

なんてこった。基地の見学って、呉で週次でやってる一般公開を旅行ついでに見学したぐらいだな…。艦船見学もあるという。APL67とか見たいぞ。

いざ横須賀基地

当日の天気予報は曇のち雨。まあ降らないだけマシか…。汐入駅を降りて近くにあるメインゲート付近に集合。

道中、海上自衛隊の教育隊?と思わしき女子が歩いているのを見て「流石、横須賀~!!」とテンションが上がる。こんなところでテンション上がってるぐらいの素人が選ばれてしまってよいのだろうか。

その後、日米文化交流センターというスペースに案内されてブリーフィング。ここは入門許可不要らしい。なんか記者会見場みたいな雰囲気だ。迷彩服の軍人さんの姿もちらほら居て緊張。

案内いただいたのは日本の広報スタッフの方。自衛隊だと制服か迷彩服着た広報官が対応するところだけど、パンツスーツスタイルのスタッフが対応するところが米国らしい。詳しく聴けば良かったのだけど、恐らくは軍人ではなく「在日米軍従業員」の方々なのではないかと思われる(一応、日本国政府の雇用という扱いになるらしい)。日本でもそのうち雇われ職員が駐屯地とか基地の広報を担う時代が来るのかもしれない。

まずは身分証明の確認。家を出る前に何度もチェックしたから大丈夫なはず…。ドキドキ。無事にチェックOKになると「ESCORT REQUIRED 1 DAY GATE PASS」なるA4サイズ1枚ペラの通行許可証を渡された。「OVERNIGHT STAYING ON BASE IS NOT AUTHORIZED.」(日を跨いでの滞在は不可)、みたいな言葉も踊ってる。

ここで、スタッフの方からさらっと「今日は空母に乗ってもらうんですけど」との発言。

!?

空母?!ロナルド・レーガンってコト!?

艦船見学もあるという触れ込みだったけど、流石に空母は無いだろ~と思っていたので、めちゃくちゃビックリしたw

参加者から「空母が見たい!」という意見が多かったので、という理由だそうだ。ありがとう他の参加者!!

続いて、撮影についての注意事項。「ゲート付近とドライドック(船渠)、あとは適宜指示した場所だけは撮影NGです。」

!?

撮影はほぼフリーで可能ってコト!?

事前案内の中では「軍事施設内なので撮影は担当者の許可を得てください」みたいな表現があったのでこちらもビックリ。しかもSNSへのアップもOKとかw

一眼レフ持ってきてて良かった~(ちゃっかりマン

ちなみに応募総数は2,000人超えだとか。その中から15人…。見てるかミリタリーオタク…俺が選ばれた男だ!(すぐ図に乗る男)

いよいよ入場

セキュリティチェックを受けてゲートをくぐる。おお…ここがアメリカ…。って警備スタッフも日本人なのか。

聞いたところ、この手のツアーは「史上初!」という訳ではなく、コロナ以前はちょくちょく開催していた、という話。コロナが落ち着けば、また参加できる機会は増えていくと思われる。更に基地内散策に限ってはフレンドシップデーとか横須賀市観光協会が企画してるツアーとかで見学できる機会はそれなりにあるみたい。



少し進んだ先からバスに乗ってツアー開始。脇にある電光掲示板には「コロナの検査やワクチン、ブースター接種はUSNH Yokosuka(横須賀米海軍病院)にある。USNHに連絡するか、Facebookで詳細を確認してください。」という表示が。こういうのが見れるのは今だけですな。

「飲む。運転する。刑務所へ行く。」っていうのもあった。色々と面白い。この電光掲示板、誰も見ていなかったけど脇にある碑には「横須賀基地が2001年の司令長官最優秀軍事施設賞を受賞した記念に設置したもの」とあった。

通りがかりにあったCPO CLUB。CPO=兵曹長、ということで一般的には「下士官クラブ」と呼ばれている建物。実はこれも海軍工廠跡らしい。2009年12月の一般公開ではここで食事が出来たこともあるんだとか。今もやってるのかな。行きたい。

ご機嫌なひととき:CPO CLUB プライムリブステーキ

CPO CLUBの手前にはCRUISE INNという売店自衛隊だと特定の建屋に売店が固まっているけど、横須賀にはこういった独立した売店が点在しているのが特徴的。一度寄ってみたいな。このお店の詳しい解説は以下。

【横須賀基地】復活!CPOクラブに併設の「CRUISE INN」でBBQを堪能! - フェンスの向こうのアメリカ・グルメ探検

ちなみに上2つは今回のツアーと関係は無い。

まずはドライドックの見学

最初のツアースポット、横須賀ドライドック1号(メンテナンス中の艦船が無ければ撮影可能らしい)。歴史ある建物で史跡となっている。手前のレンガとコンクリの境目が増築時の痕跡とのこと。

ここから空母信濃を建造したという6番ドックまでを見学する。米空母もここで?と思ったがサイズ的に入らないそうな。過去に唯一1度だけ緊急メンテナンスでドック入りしたことがあるそうで、その時は超ギリギリだったとのこと。

バースの脇にすぐ工場が並んでいるが、働いているスタッフは9割近くが日本人だとか。ドライドックで艦船のメンテナンス作業をしている作業員も見ると殆どが日本人。米軍基地と言いながら、日本人がその運用を支えている、というお話。確かに並んでいるクレーンも住友製だったりするのよね。

英語と日本語での安全標語が掲げられているところとかもあり(撮影しそびれちゃった)、品質管理に関しては日本と変わらない普通のことが書かれていた感じに見えた。

しかし、まあ、停めてるの日本人だろうけど、駐車の仕方がラフw 日本の工場じゃ絶対見かけない光景w

ところどころにNEXと表記された売店がある。サブウェイやらピザハットなどのブランドロゴが併記されており、写真をよく見るとFOOD COURT(フードコート)とある。調べてみたら、NEXとはNavyExchangeと呼ばれる米海軍直営の小売チェーン店らしい。恐らく軍人やスタッフは普段はこういったところで昼食を食べているのだろう。

更に先に進んだ先にはNEX FLEET STOREなるものもある。これもNavyExchangeが運営する売店なそう。

NEXという組織が気になったので調べてみると「Ships Store Program(船上店舗事業)を除き、連邦政府のa federal non-appropriated funded instrumentality(恐らく、福利厚生基金の意味)を通して運営されている」とあった。

Nexcom - Who We Are | Shop Your Navy Exchange - Official Site

また、NEX Retail Store & Services(NEX小売店舗・サービス事業)の詳細を見ると、小売店舗だけでなく理髪店・ガソリンスタンドなど幅広く営業している様子。概ね世間の相場から2割引でモノが購入でき、収益はNavy MWRに還元しているそうだ。MWRとはMorale, Welfare and Recreationの略で、福利厚生部のことらしい。

Navy Exchange: You Serve, You Save | Official Site

船上店舗事業。上記で「Ships Store Programを除き」とあるが、結局の所どう運営されてるのかは読み解けなかった。船上の売店で、食品以外にも自販機の運用・ユニフォーム・ランドリーサービスなどを提供しているだとか、現役の海軍補給隊の将校と専任職の隊員で運営されるとあったり、3箇所だけ陸上の船上店舗が存在したりだとか書かれていて、こちらもなかなか興味深い。

Navy Exchange: You Serve, You Save | Official Site

yokosuka NEXで検索すると、横須賀基地内のNEX店舗リストが出てくる。レンタカーサービスどころか新車販売、エアポートシャトルバスの運行もある。

Yokosuka Main Navy Exchange In Yokosuka, Jp | Shop Your Navy Exchange - Official Site

NEXの公式サイトを見ているとNavy Lodgesという関係者向け高級宿泊施設だったり、Navy Gateway Inns & Suitesというビジネスホテルも運営しているということが分かる。泊まってみたさ100%。いろいろ興味深いので横須賀基地でNEXの研修ツアーとかやってくれないだろうか。

もちろんこの辺の話も今回のツアーとは全く関係ない。

APL67!

何故か米軍施設内に海上自衛隊の潜水艦も停泊している。ここでは撮影禁止という話(反対側からいくらでも撮影できるが…)。ここで停泊した後、自衛官はどうやって移動してるんだろう。(あとで調べたら、どうやら新規配備されたばかりの「たいげい」も係留されてたっぽい)

その潜水艦の脇を見たら…あっ!!宿泊艦APL67!!!俺の推し!w

なんとかバスの後部窓から撮影できた。内部見学したい~~~!!

座席ポジションの都合、揚陸指揮艦USSブルーリッジ・・・は上手く撮れなかったのだが、脇にいる不思議な船を発見。調べてみたら、修理宿泊船(非自走)のYRB-30だそうで。1945年に建造された横須賀でも最古参級の船らしい。

NAVSUP(NAVAL SUPPLY SYSTEMS COMMAND…輸送部隊)の物流倉庫。

居住区を走り、基地司令部へ向かう。風景は完全にアメリカ市街地って様相だ。基地内には病院や理髪店、小学校から大学まで揃っているという話。そういえばゲート付近にあったバス停にも大学生の写真をつかった広告があったのよね。

写真をよく見たらレイクランド大学とあり、調べてみたら基地内にあるのはメリーランド大学で、この広告の大学は両国にある外国大学がわざわざ基地に広告を出している、ということっぽい。基地外の大学に通う人もいるんだねえ。

基地内宅配の広告。基地の中なら船の上までにも届けてくれるらしい。先述した「MWR」の文字が。福利厚生サービスとしてやってくれてるのか。

Womble Gateゲート付近にあった謎建物。偉い人用の宿泊施設?と思ったが、後で写真をよく見直すと上述した「Navy Gateway Inns & Suites」の1施設ということが分かった。すぐ向かいに集合住宅チックなものがあるが、こちらは家族向け部屋とかそんなとこなんだろうか?

横須賀基地司令部の見学

少し小高いところを上ったところに横須賀基地司令部があり、そこを見学させていただいた。旧横須賀鎮守府庁舎、旧横須賀海軍艦船部・鎮守府会議所の跡地を利用。「大きなビルディングも建てようと思えば建てられる中、こういった歴史的建造物を、古くても大切に使用していることは知っておいて欲しい。」とのこと。

正面の庭園(山)には灯籠など和なテイストにされている。

屋内正面。階段を上がったところには兜が飾られている。

偉い人一覧。左上はバイデン大統領。ここで一番偉いやつは誰か、最高責任者は誰か。顔と名前と責任が一目瞭然となっている。自衛隊にあったっけ?米軍だけの文化なのかな?後に出てくる空母ロナルド・レーガンでも同様に幹部が顔写真入で掲示されている場所があった。それにしても右にある鳥居のマークカッコいいっすね。

入り口上に掲げられていたのは下田市立浜崎小学校の版画。小学生から寄贈されたものをこういうところにドンっと飾っているのは粋だ。製作に関わった子も、知ったら喜ぶだろう。今(2022年現在)だと32歳ぐらい?

正面は派手だが、一本廊下に入るとこんな感じ。自衛隊の建屋と大差ないのかもしれない。

こちらは旧横須賀海軍艦船部・鎮守府会議所側。もしかして艦これ聖地になるのか?

入り口の左右の展示スペースには歴代の司令官の写真一覧が。日本側のも並べて掲示されているのは粋、というか、接待的というか。(政府・自衛隊関係者とかも頻繁に来るってのもあるんだろう)

中牟田倉之助中将に始まり、最後の戸塚中将と最初のオスカーC・パジャー少将が並んでたりと、なかなか痺れる。

脇には横須賀で建造された軍艦の写真が掲示。それと日本人には説明不要なZ旗も。これはどちらかというと米国本土からの来訪者向けだろう。説明文もそういう視点で見てみるとなかなかおもしろい。(「現在ではスポーツの世界や企業などにおいて「全員それぞれが全力を投入して、一丸となって奮闘する」の意味で使用されています。」で締められてるんだけど、とっくに廃れた文化だよなあ…)

こういうところに表彰品が掲示されているのは日米共通。その中にあった謎のソフトボール。セレモニアルピッチのボールとあるが、ARTIFICIAL TURF PROJECT…人工芝プロジェクト??? 三笠ゲート側にバーケイフィールドという野球場を含むグラウンドがあるらしいが、そこでの人工芝整備を記念した試合でもあったんだろうか。

アメリカ横須賀海軍施設バーケイフィールド

おっと!さらっと貴重品が。1940年に発注された洞窟内に設置されたケーブルの一部、なそうな。他にもっと派手なのがありそうだけど、何故こんな地味なのをここに飾ってるんだろう…。

謎の星条旗海兵隊から海軍にプレゼントされた最後に翻った旗、とある。横須賀基地に以前は海兵隊も居たんだろうか?J.M.Wylie Commanderとあるが、先程の司令官一覧ではJAMES M. WYLIE大佐が1997年から2000年に着任していたとあったので割と新しい(なお20年前)もの。末尾にある「Semper Fidelis」は米海軍の標語「常に忠実な」だそうな。

こっちは更に謎の銅鑼。LITEがよく分からない・・・が、1993 LITE 極東ソフトボールトーナメント横須賀、日本女子チャンピオンズ・・・とある。

廊下にはこういう和なテイストのインテリアも。こういうセンスは自衛隊には無いな。

歴代司令官の写真の反対側スペースには旧軍から現在までの横須賀基地の歴史。じっくり見る余裕が無かった(ソフトボールとか銅鑼みたいなどうでもいいのばっかり撮影していたから)が、空母レイテや空母アンティータムの写真など。貴重な写真が目白押し。写真確認してみたら、「現在のネイビーエクスチェンジの前身である購買部(1945年)」の写真も含まれてた。俺得だw

さて、見学も終わり、いよいよ空母ロナルド・レーガンへ。

後編→空母ロナルド・レーガンに乗艦してきた 後編 - てなもんや四三式犯科帳