AIによる記事自動生成ブログ四三式

このブログは天才チンパンジー「アイ(AI)ちゃん」が、言語訓練のために作成しているものです。

既にブームが去った「アニメ大全」について

世界最大規模の日本のアニメデータベース「アニメ大全」が公開された。公開前から大きな話題となったようで、アクセス過多で残念ながら公開日には閲覧出来なかった。初日の混乱もようやく落ち着いてきたので初見の感想を。

本記事の出典:アニメ総合データベース「アニメ大全」(https://animedb.jp/

アニメ大全の意義

日本動画協会が主導して制作に関わっており、学術的にも引用できる「業界公認データベース」という意味では唯一と言っても良く、非常に価値が高いと言えるだろう。(誰でも編集できるWikipediaや作画Wikiは学術論文での引用は御法度とされている)

それ故、期待値も高かったのだが…。

アニメ大全の掲載対象

今後の議論の元になりそうなのでまとめておく。対象作品についてはこの作品についてhttps://animedb.jp/about)の「アニメ大全」掲載対象作品の定義に掲載されている。

2022年8月28日時点のものを要約

  • 「商業など広範囲で公的な利用目的にパッケージ化されたもの」かつ「物語のような内容や感興を触発する表現を主としたもの」かつ「作者名がクレジットされて思想・感情など著作性の主体が明らかなもの」
  • コマーシャルフィルムや教育目的の短編、実写番組の1コーナーなどは含めない(一部例外あり)
  • セル画・CGは区別せずにアニメ作品として捉える。フルCG映画も含める。
  • 2000年代以降のFLASHアニメやGIFアニメに関しては商業的に販売が行われたものに限り含める
  • YouTube等のストリーミング配信サイトが初出の物は商業的に制作されたものに限り含める

既に指摘されている事項

閲覧できない間にオタクの間で議論が進んでいた。みんなどうやってアクセスできたんだよ。

画像がなんか怪しい

閲覧して真っ先に思うポイント。画像品質も荒く、どう見ても公式画像ではない。クロ寄りのグレーな画像だろこれ。まあ見る前に議論は進んでたので乗り遅れちゃったが。

この点については既に法的見解も考察している方が居たので引用。

法的には問題ない、という話だが…。違法アップロード動画のサムネ画像とかも使ってるそうで、業界公認データベースとしてはどうなんだという点でモヤる。そもそも作品と画像が合っていない、なんていう報告も多数あり。

正直、こんな画像にリソース(サーバ面でもコスト面でも人的面でも)かけるぐらいなら、初手は中身の充実にリソース回すべきだと思ったりする。派手なものを作る前に必要最小限でスモールスタートよ、スモールスタート。画像とかは三次四次更新のときで良いんじゃないのか。

※ちなみに利用規約https://animedb.jp/terms)の08:その他に以下の文章が記載されている。公開当初からあったんかな?

画像につきましては制作会社及び関係各社よりご提供いただいたものと、運営上法律に準じた解像度の画像等にて掲載展開しております。

エヴァとかが掲載されてない

こちらも既にオタクの間で議論になっていたので引用。

関係会社の意向で掲載されていない作品がある、という話。それが理由かどうかは不明なのではあるのだが、とにもかくにも現代アニメの代表格とも言えるエヴァが掲載されていないという。

これはデータベースとしては論外だなあ。エヴァも掲載されてないアニメデータベースって、SD飛龍の拳を紹介しないゲーム王国の禁断の秘技みたいなもんでしょ。江戸家小猫も泣いてるよ。

天下のジブリとかでも、ジブリ美術館で公開されている作品とかは掲載されていないそうで。なんだかなあ。

スタッフクレジットやキャストクレジットは主要なもののみ

この辺は予想はしていたが…。

本編の時間(分数)が雑

こちらも既にオタクにチェックされ尽くしていたので引用。

信憑性も怪しくなっちゃった…。

エロアニメが掲載されていない

これも既にオタクの間で話題になっていた。ゲームのアニメパートとまでは言わんけど、データベースなんだから排除しちゃダメだよなあ。日活ロマンポルノは芸術作品として認められてるのにアニメは映像業界で立場弱いんすねえ。

私的なチェックポイント

さて、アニメオタクが全く興味ないであろう、微妙なポイントをチェックしてみる。

The World of GOLDEN EGGSは載っているのか?

The World of GOLDEN EGGS」という作品をご存知だろうか。2005年に放送され、インターネットを中心にカルト的にヒットしたCGアニメである。いや、大ヒットした、といっても過言ではない。なんせ普段アニメとか見てない人間でも知ってたから。

ただ、この作品、「アニメオタク」からとにかく軽視されがち。サブカル寄りだからか?クセはあるけど抱腹絶倒で面白いんだけどね。アドリブギャグ満載だし。

一つ、このアニメが掲載されているかどうかで、このアニメ大全の本気ぶりが判断できるのではないか。そう思い、我々探検隊はジャングルの奥地へと向かった…。

はい、無い。検索機能が腐ってる、という話も聞いていたので念の為2005年で年代検索してみたけど、やっぱり無し。

クレイアニメ太鼓の達人」とか「みんなのうた」とかも掲載されてるのになんでだよ。GOLDEN EGGSもアニメの仲間に入れてくれよ。

掲載対象の基準を見ても、対象だとは思うんだけどね。これが上述の関係会社の意向に寄るものなのか、オタクからだけでなく業界からもアニメとして認められてないのかは不明。GOLEDN EGGSをアニメオタクが話題の対象にしてくれる日は来るのだろうか…。

紙兎ロペは載っているのか?

だったら紙兎ロペは?

紙兎ロペとは、TOHOシネマズでの映画鑑賞中だったりフジテレビのめざましTVで流れるイラッとさせてくれるクソアニメ。載せんでええわ!という感情論はともかくアニメ作品なんだから載せるべきであろう。

出てきた。この時点でGOLEDN EGGSより紙兎ロペの方が格上ってことか…

しかし、なんだこの情報量の少なさは。

紙兎ロペ自体は元々TOHOシネマズの劇場広告間のアニメだが、めざましテレビでの放映の3年前にYoutubeで配信されていたそうなので、それに準じた内容ってことなんだろうか…と思ったけど、公開日が2012年12月になっている(めざましテレビでの放送開始は2012年11月らしい)。何の日付なんだこれ。

ちいかわは載っているのか?

紙兎ロペが載ってるなら今やってるちいかわはどうなんだ?今期の覇権アニメだろ?

載ってたw

スキージャンプ・ペアはどうなんだ?

掲載対象を見ていてふと思った。これもインターネット老人会では伝説の作品。定義としては商業CGアニメだよなあ。勢いで甥っ子金メダル付きDVD買っちゃった思い出。

一時期真島理一郎さんがJRAとコラボしていたのでVIPとかニコニコに巣食ってた連中も多少は存在を知っているかもしれない。というか、そいつらももう老人会の住民か…。

はい、無し。

なんだ。GOLEDN EGGSと同様にサブカル寄りの作品は認めてくれないのか?それとも老人会自体がもう排除対象なのか?畜生。

宇宙海賊ミトの大冒険

推しアニメシリーズ。ここからは流石に掲載されていると思うので、内容をチェック。

 早速の

はい。来ましたね。1期に2期OPの画像が。

何だよこれ。事務局はミト×ランバン推しなのか?

せめてこの画像を使ってほしかったなあ…。

2期のはどこかのサムネから持ってきたであろうクッソ荒い画像。なんか場面画像も付いてるし。

作品名

作品のよみがなは「ウチュウカイゾク~」となっていた。ちなみに大昔にバンダイ・ビジュアルに問い合わせて「読みはウチュウカイゾク~でもステラバスター~でもどちらでも良い」という見解をメールで得たことがある。カラオケでも歌本があった時代は「す」行に掲載されていたりしてたね(今の若い子には「歌本」って通じないらしい)。今はしらん。このあたりまで手が回らないのは仕方ないけど、公認データベースなんだからその辺気合い入れて欲しいなあ、とは思ったりする。

…って

…んん??2期の作品タイトルにハートマークがあるぞ!?何だこれは。バンダイチャンネルGENCOのサイト、DVD商品ページとかを見てもそんな記載はない。タイトルロゴから独自に付けてしまったのだろうか。

うーん…律儀に手作業で付けたんだろうな…責める気にはならんしむしろ労ってあげたいとは思うが…。

放送開始日

放送開始日は30時間表記ではなく暦日表記になっているようで(※)、1999年1月5日放送開始となっている。…が、「月曜日深夜」っていう言葉が謎に記載。

1999年1月5日は火曜日なので、核戦争後とかに未来のミトオタクが見たら混乱しそう。

一方で2期には放送時間については触れられていない。

このサイトについてhttps://animedb.jp/about)の「アニメ大全」の構成より「放送日は24時を越えて放送された場合は、翌日の日付で登録されています。」

放送時間

放送時間は30分となってしまっている。バンダイチャンネルでは24分となっているので、上述の通りやはり丸めて表記されてしまっている、…のか。

 作品内容

内容はバンダイチャンネルとか円盤(ベスト盤)の商品説明と同じ様子。あとはまあ、(期待もしてなかったけど)必要最低限の記載って感じかなあ。サブタイトルの放送日のところは体裁がかなりバラバラでだいぶ疲れてたんだろうな…っていう印象。

2期は初回と最終回だけ放送日が記載。

 主題歌情報

なぜか2期には主題歌情報が。なぜか作詞・作曲者も。

そうだよ。こういう情報を載せるべきなんだよ。1期も載せてくれ!!ayaさん(野沢恵)と伊藤真澄さん(七瀬光)はいいぞ!

聖ルミナス女学院

推しアニメシリーズその2。こちらも妙に詳しい放送時間(毎週月曜25:15~25:45、30分1回13話全13本)みたいな記載が気にはなるが、まあ必要十分ってとこか。

画像は円盤6巻のものか。海平と糊子の恋愛モノっぽく見えちゃうのも色々とアレだな。俺的にはOKだけど…誤解を招くというか…作品の正ヒロインは龍三なので…。

…な~んて思ってたら、読みが「セイルミナス」になっとるやんけ!!

(正しくはセント・ルミナス。ちなみに俺は令和になるまでセイ・ルミナスと読んでいた)

おまけにサブタイトルのところは全話(1998/10/05)になってた。一挙放送かいw

主題歌・楽曲があるのは嬉しいね。アリプロのLABYRINTHはいいぞ!ただ、期間とかOP1・ED1とか、微妙に記載も甘い様子。

美術監督が間違っているとの指摘もあり。(流石の夢幻さん)

練馬大根ブラザーズ

推しアニメシリーズその3。早速放送期間のところが暦日表記と30時間表記が併記されていて訳がわからなくなっているw

このアニメだけストーリーと解説に引用元が明記されているんだよな。なんでだ。

そして何故かメインキャラクター情報が揃っている。

主題歌の作詞・作曲が明記されているのは良いね。

リトルウィッチアカデミア

推しアニメシリーズその4。一応、アニメミライ、劇場版、TV版と揃ってはいる。

 アニメミライ

うーん、めちゃめちゃ劇場版の画像ですね…。

記載はシンプル。

著作表記に「文化庁アニメミライ2013」とあるが…これは誤記???アニメミライ事務局はプロジェクト終了後は著作権管理者から外れて、制作会社に帰属することになっていた…はず。なので作品中は(C)吉成曜/TRIGGERになっているのだが…。

劇場作品の場合は日本映画データベースなるものが存在するので、そこと比較できる。

JFDB - リトル ウィッチ アカデミア

こちらでは配給会社が「ティ・ジョイ」となっているが、アニメ大全では「アニメミライ事務局」となっている。どっちが正しいんだ。

その他、日本映画データベースは上映フォーマットやスクリーンサイズ、サウンドプロセッシングなども記載されていて、流石の先輩格、という感じ。

アニメ大全を色々調べていたらこのサイトについてhttps://animedb.jp/about)の検索条件の入力のところにこんな記載を見つけた。

検索後の各種作品詳細情報は下記のようになっています。すべて初出時の情報を基本としているため、現在の著作権者と異なる場合があります。

あ…著作表記とか配給会社の揺れはこれが理由か?なんで初出の情報にしたんだろう…掲載時点の情報でいいのにな。

ちなみにどちらも25分ってなってるけど円盤の商品情報だと26分表記なんだよな…。

劇場版

こちらは逆に日本映画データベースには登録されていない。先輩格…と褒めておいた矢先になんだけどこっちも結構雑なんだなあ…。

同じく記載はシンプル。主題歌のMagicParadeは載せてくれないのか。

これは何故か56分と正しい時間が記載されている。

TV版

うーん、シンプル。

放送局にネトフリとかは書かないんだろうか。

OPとEDの情報を書いてくれよ。

団地ともお 夏休みスペシャ

正式名称「団地ともお スペシャル~夏休みの宿題は終わったのかよ?ともお~」。NHKでやっていた団地ともおの夏休み特番。バンダイチャンネルやU-NEXTで配信されているし、立派な商業作品。

まあ、作者の小田扉がかなりNHKに文句を付けていた曰く付き作品なのだが…(詳しくは別記事参照

円盤化されてないし、どうだろうな~と思って検索したら、案の定載ってなかった。

アニメ1期・2期は載っていたんだけどな。なんならビックコミックスピリッツ連載中ってなってるし。

この作品、掲載対象の「パッケージ化されたもの」に該当しないし、「YouTube等のストリーミング配信サイトが初出の物」にも該当しない(初回はNHKでの地上波放送なので)ので掲載NGになったのだろう。

ケチが付いた作品とはいえ、内容自体は良いだけに、こういうのが取りこぼされちゃうとちょっとなあ…。他にもこの手の未掲載扱いになっている作品は多そうだ。

どうせ最新の話題作は記載が充実してるんでしょ?

と思って良く話題をみかけるリコリス・リコイルを見てみた。

泣いた。

ウマ娘とかゆるキャンとかも見てみたけど、1作目は気合が入っていたのかキャラクター紹介とかまで載ってたけど、2作目とか劇場版はシンプル表記に変わってて、なんか力尽きたんだなwとは感じたり。

違和感を感じた作品群

ところで、上述した掲載対象の記載箇所(https://animedb.jp/about)に唐突に具体的な作品名が挙がっていたりする。

技術進歩により古いアニメ作品のリマスター(ハイビジョン化、デジタルリマスター化 等)が、多数行われ…中略…(例:機動戦士ガンダムSEED HDリマスター』)…中略…(例:超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますかBlu-ray版)…中略…(例:勇者王ガオガイガーBlu-ray BOX Division 1)…後略

妙に細かすぎるっつーか、具体的すぎる。この違和感はなんだ…

これ、事務局の人間が好きなアニメ語りし始めてないか?なんか嫌な予感がしてきたな…

ってことで、試しに検索してみた。

ガンダムSEED

メインキャラクターの記載充実しすぎ!!

ガンダムSEED [─ 虚空の戦場 ─]に至ってはメインキャラクターとメインロボ・アイテムだけでこの記載量。

マクロス

あれ…?思ったよりさっぱり…

いや、そんなことはないはず。最近の人間ならマクロスFあたりが怪しい!と思って検索してみたら

やっぱり!!メインキャラクターとメインロボの記載充実しすぎ!!

ガオガイガー

こちらもさっぱりしてたけど…

勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERINGを見てみた

PCでも収まらないんだが?

うーん…これは…。お前の個人サイトかよ。

こういうところに使う労力をデータベースの完成度の方に費やしてほしかったなあ…。そもそも、一つの作品にこんなに情報を充実させちゃって、今後の更新どうしていくんだろう。他作品もこのレベルまで持っていくのか?無理だろ。

Wikipediaからの引用?

からかい上手の高木さんについて、こんなツイートを発見。

マジか…と思って見に行ってみた。

リアルタイムに修正されとるやんけ!!!

※引用元の画像はこちら

しかも修正後でも「アニメの1シーンをGIF…」とかデータベース的にはどうでもいい言葉が残ってたり。

なんだろう…リアルにネットの反応をチェックして修正してるのかな…。早期に魚拓取っておかんと…

そもそもWikipediaから文章をパクるってのはどうなんだろうな…。シンエイ動画から公式にストーリーとか解説は提供されなかったんだろうか。

高木さんコミック付録DVDが掲載されている

こんなのも掲載されてるのか。タイトルがアレなのでいきなり高木さん9期が存在してるみたいになってんぞ。

てことはゴールデンカムイのも存在したり?

 ゴールデンカムイのコミック付録DVDは?

載ってた。そしてゴールデン道画劇場なるものも掲載。詳細の記載が無いので素人にはこれが何物なのかさっぱり分からない。こういうのこそ解説を書けよ。

 キャプテン

たまたま見つけたもの。TVスペシャルと劇場版とTVシリーズがすべて一つに統合されていた。こういうのもあるのか…。

 謎のハートマーク

お気に入り機能でも実装予定なんだろうか。今の時点ではハートの色を変えて遊べるだけ。

よく見たら検索結果のところに「スキ順に並び替え」という機能がある。この機能必要あんの?

まとめ

アニメ大全の評価

多くの指摘の通り、鳴り物入りで登場したデータベースではあるものの「現状はかなり雑」であることは間違いない。

ただ、まあ、こういうのは最初から完璧なものが出来る訳ではなく、徐々に更新してブラッシュアップされていけば良いので、その点について今の時点で存在を否定するのは間違いかな、とは思う。(オタクは初期クオリティだけで失格の烙印を押しがち

ただなあ…。エヴァも載ってないし、地上波放送のみで円盤化してない作品(団地ともお夏休みスペシャル)は無かったことにされるデータベースって、なあ。。。

特に権利者の意向で掲載NGの公益データベースってなんだよとは思う。まあ、カラーは巻き込まれ側だし、エヴァ掲載NGについてコメント出す義理も無いとは思うが、その理由は大変気になるところ。あとアニメ大全として一度権利者の許諾前提という方針を掲げてしまった以上、もうエヴァが載ることは無いんだろう。

であれば、だが、掲載NGの旨を明記して項目だけでも起こすべきだと思うんよね。それがない以上は、「網羅性を欠いた欠陥データベース」という評価にしかならない。

パッケージ販売されなかったアニメは歴史に埋もれてしまうのか

って話よね。配信プラットフォームがここまで成熟してくると、日の目を浴びてもパッケージとしてリリースされない可能性も増えてくる訳で。そういうのを救ってほしいんだけどな。公益データベースなら。

団地ともお以外にも結構あると思うんだけどなあ。軽く調べるとDVDやBD化していない作品(過去にVHSやLDなどでリリースされている作品)は皆興味があって調べているようだけど、そもそもパッケージ化もされていない作品ってあまり出てこなかった。そっちのデータベースのほうが、実は今回のアニメ大全よりも有意義だったり?

要望を挙げるとしたら

まあ、そんな「欠陥データベース」であったとしても、一応推しアニメは参戦している訳で。一応要望ぐらいは上げておく。

ここからはオタクの戯言コーナー。

まあ、とにもかくにも「項目の統一」と「更新」、ではあるのだが。

  • 年代検索のときのリスト表示が欲しい(苦労して用意したであろう画像がぶっちゃけ邪魔)
  • 年代だけでなく更に月別に詳細カテゴライズがあると良い(流石に春アニメとか夏アニメレベルでカテゴライズするのは厳しいと思うんで)
  • 現在の著作権管理者情報が欲しい
  • というか他の情報も初出時じゃなくて掲載時の情報にしてくれよ。
  • OP・EDの詳細情報は素晴らしい。是非とも記載推進して欲しい
  • 登場人物やらメカの紹介よりもスタッフやキャスト情報の充実を。名前の羅列だけでも良い。(これは負荷高すぎて無理かな。でも登場人物やらロボ情報にあんな熱量は要らんだろ)
  • トップページの新着記事一覧って要るの?(もっとシンプルにした方が良いと思うのだが。どっちかっていうと最近追加された作品のリストとかの方がありがたいはず。広告料でももらってるんだろうか。)

あたりってところか。

いっそ、Wikipediaへのリンクを貼って「トップページ」に徹するってやり方でも良いと思うのよね。Wikipedia参照にあたっての注意を明記した上で。そうすれば細々書く必要はなくなるし。

あと、Twitter見てる限りは、外部APIを求めてる利用者は多かった印象。まあ別に自分はサービス開発者でもないしその辺は詳しい人で・・・。

ロードマップが見たい

ぶっちゃけ、今後の計画の公表がほしい。だいたいこの手のものって、最初にドンって作るだけ作ってメンテせずに形骸化していくのよね。日本人、PDCAのCAが嫌いだから。意義あるものなんだから作るだけで満足せず、利用者側にも、ロードマップを示して「生きてるデータベース」だと認識させてほしいというのが思い。

年度内は下手に修正作業をせずに世間の反応を見て各ページの基本構成とか記載する情報の粒度の目安とか、基本方針を固めることに費やすべきなんじゃないかなあ。追加作業は新規アニメのみに留めて(それでも膨大だろうけど)。極端な話、今の時点で画像編集なんてやってる余裕無いだろうから一旦全消しでもいいんじゃねえの、とも思ったり。

各内容の更新作業は基本方針が固まってから…来年度以降にするとか。基礎が固まってないところに家建てると九龍城砦みたいになっちゃうし。

オタクは「お問い合わせ」にどう向き合うべきか

実はこのアニメ大全、律儀に「お問い合わせ」が存在しており、そこに「AnimeDataBaseの内容について」とある。(https://animedb.jp/contact

うーん、これオタクが修正案をお送りできちゃうってことなのかな…。公開直後で混乱してるだろうし、細かい修正要請とかを矢継ぎ早に送りつけられたら大変だよな…なんか躊躇しちゃうが…。上述した混乱を呼ばなきゃ良いけど。既に大量に送りつけてるやつ絶対いそうだけど。

記事の修正要望については受け付けるべきではあるんだけど、まあ、まずは基本方針を整理した上で、時期を決めてアナウンスするべきかなとは思ったりはする。効率よくやるなら時期ごとに対象作品も区切ってやるとかね。

8/30追記:夢幻さんよりご教示。規約内に以下文言あり。

(なお、ご関係者において、掲載情報に間違い、問題点、修正などのお気づきの点がございましたら、お問合せフォームより当運営者へご連絡下さい。ただし、全てにご返答できない場合がございます)。

あ、これは一般人から修正要請は想定していない奴ですね…。これだと、宇宙海賊ミトの大冒険とか聖ルミナス女学院とか、どう考えても関係者が既に気にも留めてない作品なんて永久に修正されないよなあ。バンダイナムコの孫会社ぐらいに入社して「バンダイナムコ関係者ですが」って名乗ればワンチャンか?w

ボランティア募集の可能性は?

一番大変なのは更新作業だとは思うんだけど、ボランティアを集う考え方はあるのだろうか。多分中の人の手だけじゃ無理だよね。可能なら参加したいけど…まあ、オタクって中立的な記載ってできない人種だからなあ。好きな作品にだけやたらと偏って力入れるし、勝手な自己解釈論を言い始めるし、論争始めてゴタゴタ起こすし。オタクを集めるとリスクもデカイという。

ある程度捌けるような責任編集者が要るのは間違いなく、それに加えて、意見集約に特化したシステムは必要かな~と思う。そういう更新作業を推進する施策も展開していくといいな、と思ったり。既製のWikiとか使っても良いしね。

編纂についてトークショーとかで共有を

こういうデータベースを作ったよ!じゃなくて、こう運営してるよ!作るのにこう苦労したよ!ってところの方が興味があるし、そういう情報発信はどんどんして欲しいとは思う。上述したけど、それが「生きてるデータベース」である証跡にもなるので。ロフトプラスワンあたりでお願いしたい。なんなら金田伊功ARCHIVEってどうなったんだ?みたいなのとセットでアニメスタイルトークショーやってくれないかな。