TVtestでスクリーンショットを撮る時、どうにも映像合わせが億劫である。
一時停止して15秒戻して再生して、また行き過ぎて~の繰り返し。おまけに一時停止しないとラグで肝心の部分が過ぎたあたりから再生されてしまったり。
で、どうやらこの手に対処できる便利なプラグインがあるらしい。
TSMemory ver.0.2.1。
http://www2.wazoku.net/2sen/hdusup/source/up0349.zip
簡単に言うと、動画再生・編集の基幹ソフトであるAviUtlに、特定タイミング前後の映像情報を連携して、あとは好きなフレームを選んでキャプチャできる、という代物。
ただし、字幕の出力は出来ないので、自分の使い方からすると標準のスクリーンショット機能と併用することにはなる。
上記の通り、導入にはAviUtlも必要。
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/
導入方法はTSMemoryに同梱されているテキストファイル参照。結構簡単。
記載されている動作確認バージョンはAviUtl 0.99g4だが、1.00でも今のところ問題なし。
テキストファイルに従ってTVtestのキー割り当てまで完了したら(自分の場合はとりあえず「C」に割り当て)、好みのタイミングで割り当てたキーを押下。
すると、こんな感じでAviUtlが開く。
あとは下のシークバーか、十字キーの左右(1フレーム単位)、右下のフレーム移動キー(こちらも1フレーム単位)で任意のフレームを表示させる。
読み込む範囲は多分、iniで設定したメモリサイズじゃないかと根拠なく思ってる。デフォルトだと大体100フレームの読み込み。
残念ながらJPEG出力ボタンまでは用意されていないので、右クリックしてクリップボードにコピー&ペイントに貼り付けて完成。
こんな感じ。 アプリ間連携は思ったよりサクサク。 あと、このやり方だとTVtest標準とくらべて画質もいいらしい。
ちなみにTVtest標準のスクリーンショットはこちら。
縮小してるしよくわかんねえな。フレームレベルの指定が難しい、というのは分かっていただけると思う。
せっかくなのでJPEG一発出力機能を載せてみる。
使うのは「JPEGワンクリック保存」というAviUtl向けのプラグイン。
http://shinshu.fm/MHz/14.30/archives/0000382324.html
2012/02/25 Ver0.2.0 jpeg3ten_0.2.0.zip
解凍したファイルをそのままAviUtlフォルダにぶち込む。
TVtestの割り当てたキーからAviUtlを立ち上げると、表示メニューの中にJPEGワンクリック保存の表示が現れているのでそれをクリック。
出てきたダイアログの設定を押下し、
・保存フォルダ
・圧縮品質(一応画質が謳われているので100にしている)
を修正。
また、上記公式アナウンスでは
>AviUtlの0.99k2以降では本体側で色変換されてしまいます。
>JPEGはBT.601なので、「JPEG File Reader」「連番JPEG出力」で入出力する際は、色変換を「BT.601」に設定してください。
とある。
よくわからんが、多分BT.601にすればいいんだろう、との判断で色変換の項目も変更。
あとはファイル→環境設定→ショートカットキー登録で、任意のキーにJPEGワンクリック保存を設定。
俺の場合は「C」の隣の「V」
設定適用後の結果がこちら
上:BT.601、下:無変換
よくわかんねえや・・・
更にはジャンプウインドウなるプラグインを登録するとシークサーチに便利、とあったので入れてみたが、デフォルト非表示&モッサリ、ッて感じだったので結局使用せず。
どうせ100フレームとかそんな世界での調整だし。
どちらかというと、指定フレーム数を移動する準備をしたほうが運用は楽かと思う。
ファイル→環境設定→システムの設定から「任意フレーム数移動」の値を設定。要はこれが移動幅。
その後にショートカットキーの登録で任意フレーム数移動を任意のキーに割り当てる。
俺の場合は移動幅を25にして、紐付けるキーはデフォルト(PageUP、PageDown)にした。
その後の操作は、AviUtlが立ち上がった時に、PageDownで大まかに検索→矢印キー左右を使って1フレーム単位で移動→Vキーを押してJPEG出力
って感じ。
画質云々はよくわからないけど、確かに前後のフレームから選べるのは非常に便利。
標準機能と使い分け(共存は可)しなければいけないところが若干不満ではあるが、これは致し方ない。