AIによる記事自動生成ブログ四三式

このブログは天才チンパンジー「アイ(AI)ちゃん」が、言語訓練のために作成しているものです。

Windows7環境でHandbrakeを使ったDVDエンコード(x265)

Amatsukazeの手軽さと画質に感動。すると、大昔に適当にエンコードした動画の画質が気になってくる。

DVDなんだからどうあがいたってSD画質なんだし、どうだっていいじゃん、という意見ももっともなのだが。

DVDエンコードの現状

コピーガード違法化の流れ、というのもあるが、BDは視聴用というよりコレクションアイテムと化し、またアニメも有名作は配信で見るのが常態化した今、映像編集のトレンドはやっぱり地デジとかCS/BSの録画のエンコードに移行している様子。

DVDは上述の通りSD画質ってのもあるし、バックアップ取る人は何年もデータ化しきっているだとか、とっくにやり方が確立してしまっている、ということで廃れ気味。Google検索の精度もゴミ以下に落ちていることもあって、個人ブログのテクニカルな記事はあまり引っかからず、「【2022最新】無料フリーソフト○選」だとかそういう記事の中で、広告宣伝的に怪しいツールの紹介がされているものばかり。

更にHandbrakeだけで言うと、「Handbrakeの使い方!」みたいな記事と見せかけておいて、「Handbrakeではなく、このツールなら簡単に最新のコピーガードに対応したBDのリッピングができます!(違法)」みたいな誘導をするサイトが上位を占めている。

HandbrakeとWindows7

現在、Handbrakeの最新版は1.5.1。2022年1月11日リリースとあるので、今も更新は頻繁に行われているようだ。 ただし、残念ながらWindows10のみをサポート、という扱いになってしまっていて、実際インストールしようとしても事前チェックでエラーで弾かれてしまう。(こういう実装やめてほしいんだよな・・・)

調べてみたら、Windows7や8.1で使える最終バージョンは1.3.3になるらしい。2020年6月13日リリースとあるので、約2年前。Old Releasesからまだダウンロードできるようになってるのは良心的なのかも。

また、最新バージョンだと日本語対応しているらしいが、1.3.3は日本語化パッチが必要。しかしながら、公式が「日本語化パッチの配布はライセンス違反」と警告を触れ回ったらしく、既にどこも配布は終了している。Development Builds(開発用ファイル)から日本語ファイルを抽出できる、という記事もあるのだが、Development Buildsは最新版しか提供されていないのでこれも叶わず。

もしかしたらOld releaseにある過去バージョンの「source.tar.bz2」ファイルから入手できるのかもしれないけど、まあ、簡単なツールなので英語でも全然使えるし、そこまで執着しなくてもいいか、という感じではある。

x265

2022年現在だと、もはやポピュラーな手法。x264より高圧縮。再生環境で困るってことも殆ど無いんじゃないだろうか。

Handbrake1.3.3の設定

なんだかんだ、ISOファイル(録画・非コピーガードのモノ)から直接読み込めるのは便利。

以下アニメでの設定メモ

Title右のRange -> エンコ対象のチャプターの範囲を選択

Dimensions -> Size -> 720x480

Filters -> Deinterace -> Decomb ※デフォルト値。インターレース解除

Video -> VideoCodec -> H.265(x265)

Video -> Framerate -> Framerate(FPS) -> 29.97

Video -> OptimiseVideo -> Encoder Preset -> Slow

Video -> Quality -> Constant Quality -> 22RF

Audio -> 192kbps ※プリセット設定しても160kbpsに戻るみたい?

途中から気付いたらFPSが30fps、Audioが160kbpsになってたけど、まあヨシ!

字幕・副音声を設定する場合

これはmp4ではなくmkvで出力する必要がある。

AudioとSubtitleタブで必要なtrackを追加。 字幕・副音声を有効にするには、出力後に再生ソフト側で切り替える。

随分前に他の記事で教えてもらったが、円盤に収録されている字幕データは放送データ(ts)と異なり画像ファイルみたいな代物らしいので、テキストの出力は出来ないし、画面拡大すると粗さが際立つ。手間がかかるから字幕データを入れない映像ソフトが多いのかな。

出力結果

ヨシ!普通に視聴できる。動きの早いシーンも大丈夫そう。

古いエンコードファイルと比較した訳でもないけど。マニアでもなければ、よく分からんレベルで大丈夫。

ファイルサイズ

ISO状態と比較。出力後サイズはいずれも本編のみ。

6.83GB -> 610MB

6.18GB -> 645MB

7.90GB -> 574MB

7.90GB -> 400MB

概ねファイルサイズが5~10%にまで圧縮されてびっくり…。

エンコード時間

本編の時間とエンコード時間。

実写

120min -> 3~4h

アニメ

120min -> 6h

90min -> 150mi