緊急事態宣言明けで無事開催となった都市対抗野球の話。今年は応援有り、全席指定方式。酒販売なし。
ミキハウス現地観戦したかったな~。なんとか勝ってくれないか。その他は推しチームは一通り見れた。欲を言えば四国銀行見たかったけど。
やっぱり応援あっての都市対抗野球
初戦を見た感想としてまず出てくるのは「やっぱりこの応援が無けりゃ都市対抗野球じゃないな!」ってとこ。でもやっぱりスケールダウンしてる訳で。
ステージ上に上がる団員の数が減ってたり、アトラクションが削られてたり、得点時のわちゃわちゃがなかったり、スモークとかゲストの演出だったり、バルーンとかウェーブとかもなかったり、チアのスタンツ(組体操)が無かったり。応援のコールに組み込まれてる「大きな声で」とか「みんなで一緒に」が言えないんで、微妙に間延びした感もでちゃってた。
あと、しゃーないけど、殆どのところで応援団の練度が上がりきってなかった印象がある。逆に言えば、時間のない中でよくぞここまで仕上げたな、ってことで。応援団には最大の賛辞を送りたい気持ち。
観客側
チーム券を事前配布したところは当日のバックレが多いのか、行きたい社員に行き渡らなかったのか、空席が目立ってた印象。特に毎回3階席まで埋めるJR東日本はどうしたの!?って思っちゃったぐらい。前売りの有料チケットは結構売れてたのに。
当日配布制を取ったJR東海の方が人詰まってた気がする。こっちは平日夜なのにねえ。空席スペースが目立つと応援の密度が無茶苦茶下がるから、良くないよなあ。結果的にホンダ熊本に負けたのも、応援の圧がまったく無かったからっていう気はする。本当に戦う選手のことを考えるならチーム券の事前配布はやらないほうが良いと思う。
見る側としては信じられないくらい空いてるし、広々荷物置けたのは有り難いけど、撮影ありきの人間としては座席選べない・移動できないのがきつかった。チームによっては先頭が応援団の真裏になったり、ネット目の前になったりなんで、早く行っても撮影のための良席が得られるとは限らない。運ゲー。
飲食物
酒が無いので、試合に集中してる客が多かった気がする(笑)。売り子の姉ちゃんが売店通路で横並びで立売りしてたのがなかなか異様な光景だった。
印象的だったのがどのチームも試合終了後、エール交換を待たずに大半の社員が撤収していた光景。酒が入ってないからダラダラとせず、愛社精神に酔わず(笑)先を見て動いちゃうからなのか、飲み屋に急ぎたいからなのか。観客が少ないから「ちょっと待とう」ってのが無くなってるのか。
そういう光景の中、JR東海の応援団長が「エール交換までが都市対抗野球です!」って叫んでたのはちょっと悲しかった(俺も都合あって多くの試合でエール交換待たずに撤収してたんで強く言えないが)。この辺、多少は酒との関連性はあるんじゃないのかな~とは思うけど。
気候
この日のために屋外でトレーニングと試合を重ねてる選手はアレだけど、ドームで見るだけならめっちゃ快適。少し寒いな、ってぐらい。いつもだと入場前で汗だくだからなあ。
ただ、根本的にドラフトに全く影響を与えないイベントになっちゃうので、平時この時期でって要望を出すのは社会人野球ファンとしてはNGなんだろうな。
チーム券と応援グッズ
チーム券配布情報が全く無かったんで予定立てられなかった人も多かったんじゃないか。だったら有料席取ればいいじゃんっていう話もあるけど、チーム券で入る座席のほうが応援としては楽しいので・・・。オミクロン株が出始めてるみたいだけど、来年もWithコロナになるようならこの辺の情報発信は積極的にして欲しいな~とは思う。まあ、社員じゃない人間なんて度外視だろうから期待しちゃいけないんだろうけど(某所で聞いた話だと社員にも全然情報が回ってこないなんてとこもあったそうな)。結果的に配布してくれるところが多くてよかった。
流石にバルーンやうちわ、ハリセンは無かったけど、タオル配布は比較的やってくれる企業が多くてビックリ。セガサミーに至ってはフラッグまで。あとバルコニー席の客にグッズだけ配布してくれるケースがあってビビった。これは通年でも継続してほしいなあ・・・。
まとめ
色々言ってるけど、満足度は高いので、やっぱり社会人野球は楽しい。そして各チームの応援団が都市対抗野球を支えてるのは間違いない。決勝観戦したいなあ。行けるかな。そして来年はどうなることやら。