TVTest 0.7.23を利用していたが、何故か突然にエラー終了＆設定が全て飛んだ。 再設定してみたが、シークバーからジャンプするとブロックノイズが発生するように。視聴には影響ないのだが、気にはなる。
対処策が無いかと調べていたら、TVTest謹製のデコーダーTVTest DTV Video Decoderが登場していたことはおろか、いつの間にか0.10.0版なんてのも出てたらしい。まだ更新されてたのか・・・。
しかもバージョン表記は0.10.0のまま固定になっているが、不定期にアップデートも進められている様子。詳細調べられてないが、2019/02/03が初期リリースなんだろうか。諸々バグフィックスなどもされているらしい。ありがてえ。
DTV周りは設定が「簡単だけど難解」なので、安定してる環境を弄くりたくは無いのだが、上述のブロックノイズの件もあるし、マルチディスプレイ環境でTVTestを画面間移動するとエラーで落ちる問題がずっと嫌だったので、解決するかどうかはわからんけど、導入してみることにした。
導入に当たって参考にしたサイト
検索すればまずたどり着くが、基本的な情報や変化点は全てここにまとまっていた。本来0.10.0は自分でビルドする必要があるが、その辺も全て準備して頂いている。上記のデコーダーや関連するプラグインもコミコミで。ありがてえ。
TVTest 0.10.0最新版のインストールと使い方 | つくみ島だより
視聴にあたっては設定の「TSプロセッサー」（B-CASカードリーダーの指定設定）が前もって必要になる、ってところがミソだろうか。ここが正しく行われてないとそもそも視聴が出来ない。
BonDriverエラー発生
従来環境だとTVTest直下にBonDriver_Spinelを置いていたのだが、上記サイトで推奨しているようにBonDriverフォルダを作成した。この点に限っては何も問題なかったのだが、そもそもBonDriver_Spinelを開く際にエラーが出てしまった。原因はTVTestが64bit版になったことに対して、BonDriver_Spinelが32bit版のままだったため。
こちらから最新のBonDriver_SpinelをDLして、64bit版のものを元々使っていたファイル名にリネームして解決。
Category[ BonDriver_Spinel ] - Blog - Lapis Labs
今更Spinel周りの環境再構築とか言われたら・・・とゾッとしたが、これで解決してよかった。
ローカルtsファイルの関連付け
従来同様にリアルタイム視聴環境をコピってローカルtsファイルの再生環境を構築。この辺も上記サイトで解説があるのでありがたい。
ただ、すっかり忘れていたが、再生時の関連付けはレジストリを弄ってたんだった。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Applications\TVTest.exe\shell\open\command に"～省略～\TVTest.exe" /d BonDriver_Pipe.dll /tvtplay /nd /s "%1"
を追加して解決。/dは引数にしてるBonDriver_Pipe.dllへ動画ファイルを渡す処理、/ndはTSプロセッサーを無効にする、/sは複数起動しない、というオプション。
導入後
簡単に、ってほどでもないが、それほど苦労せずに導入は出来た。ブロックノイズ問題も解決したし、あんまり期待してなかった画面間移動時のエラーも解消！一瞬ブラックアウトするけど落ちずに再読み込みするって感じかな？流石に立ち上げ段階で諸々動いている時に移動するとエラーで落ちるっぽいが、落ちてもよくわからんダイアログがでなくなったので再起動するまでも早い。
とりあえず、満足。ある程度完成されてた仕組みだと思ってたが、進化が止まらないのは凄い話だ。
