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ナッチャンWorld横浜来航時に陸上自衛隊の人にPFIの取り組みについて色々聞いてみた

2017年2月28日〜3月1日に横浜大さん橋にて自衛隊PFIの代表格ナッチャンWorldが来航&公開。

 

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公開に行ってきたことの詳細は別に記すにして、公開時には陸自のミニ講演会が開催されており、様々な活動についての広報を行っていた。その際に自衛隊の方に直接話を伺えるタイミングがあったので、その時のまとめ。

 



船内見学をしているとこんな掲示を発見。

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講話だと!?このイベントは事前告知なく、現地のみでチラシ配布。

※追記:自衛隊による講話の実施自体は横浜大さん橋のイベント情報に記載されていました。すみません。


当日は
陸上自衛隊中央輸送業務隊
・船内見学ツアー(高速マリン・トランスポート株式会社主催)
陸上自衛隊第31普通科連隊 その1
陸上自衛隊第31普通科連隊 その2
自衛隊神奈川地方協力本部
といったスケジュール。

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公開時間(10時〜14時30分)&隣で津軽海峡フェリーの新造船ブルーハピネスの公開があったことを考えるとかなーり充実、というか詰め込みすぎなスケジュールだ。

 

ちなみに裏面には便利なメモ欄がw

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10時30分頃の到着時点で講演していたのは陸上自衛隊中央輸送業務隊。自衛隊内の輸送業務を担う中枢組織、とのことでまさに自衛隊PFIの主体者と言ってもいい。(というか海自じゃなかったんだ・・・)

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登壇者は同隊の坂元副隊長。こういうのって若手がやらされるイメージなんだが、副隊長クラス(ちなみにその上の隊長は横浜駐屯地司令らしい)が自ら登壇されるとは・・・

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ちなみにプロジェクター操作も自衛官

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既に講演も中盤を過ぎたあたり。スケジュールを見るとこの中央輸送業務隊の講演はこのあと予定がないらしいので、タイミング逃した感がある。。。

ただ、PFIについてはほとんど言及されなかった?(もしかしたら冒頭に触れられたのかもしれない)ようで、終盤にようやくPFIの取り組み紹介のスライド。

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ただ、写真の通り、内容的には一般的な説明のみ。その後、横浜駐屯地のPR(後述)をもって講話終了。

ここで嬉しい案内。「何か聞きたいことがあれば、しばらく会場にいますので聞いてください」。

おおっ!これはラッキー!


早速(別の人が捕まえて話し込んでいたのでその次に)坂元副隊長に質問をしてみた。少し意訳も入っている点とか、その辺はご了承を。


以下、敬称略。

俺:素人目に見るとこのPFIの取り組みは良いことづくめに見えます(※)が、課題はあるんでしょうか。
※この時の思いとしては、自衛隊としては有効な輸送手段を新造かつ常時保有せずにお安く利用できる、民間フェリー会社は船舶の有効利用ができる、といった位の思いで聞いた。

坂元:まずコストパフォーマンスの悪さ


(えっ!コストパフォーマンスが悪い!?お安く利用できるんじゃないの???)


坂元:船舶を常時保有しないから自由に使うことができません。有事があれば72時間以内に駆けつけることにはなっていますが、その利用のためだけに長期間の費用を払う形になり、有事がない通常時は、そのコストが課題となってきます。


(な、なるほど・・・。安く利用できる、というのはあくまで有事が起きたとき前提の話なのね。自衛隊にとっては自己保有したほうが使いやすいのか。)


坂元:即時性の悪さもあります。ナッチャンWorldの母港は函館。はくおうは兵庫。熊本震災を例に出すと、函館から熊本までの長距離航路を行く必要がありますが、これでは現地に着く前に自衛隊員が疲弊してしまいます

坂本:理想は各地方の港に同様の船を点在させる形をとること。ただし、これには最初のコストの問題がでてくる。第3の船、第4の船を検討していく場合もこの課題が当たってきます。


(確かにあの簡易ベッド(※)なら疲弊するわな・・・ってそういう問題じゃないか。船で移動するだけって楽なイメージがあったけど、輸送のプロが言うんだから、移動って大変なんだなぁ・・・。そしてさらりと第3の船みたいな単語が出てきたけど、言葉の意味を解釈するに、次にPFI船が出てくるかどうかはまだ未定なのか。)
自衛隊員の休息用として、船内の座席のあった場所に折り畳み式宿泊マットが装備されていた


俺:海外ではPFIは一般的なんですか。

坂本:海外の事例はよくわかりませんが、アメリカでは非常に強力に使われています。有事の際は、民間が先に乗り込み、土壌を作り、そこに軍が入ってくるような形。ただ、それは莫大な予算があってのこと。日本の場合はそうはいかないので、やはりコストが課題になります。


俺:なるほどぉ。ありがとうございました。(アメリカすげえ・・・)



いやー非常にわかりやすい説明!たぶん、この人も防大出身者なんだろうなぁ。
残念ながら肝心の聞く側の頭が悪いので、ところどころ解釈違いがあるかもしれないが、こういう人から直接疑問を聞くことができるなんて、なんて貴重な機会なんだろうか。

※解釈間違っていたら指摘くださいませ。


そして、意外だった自衛隊PFIの課題。金がかかるというところはマイナスイメージになりやすく、あまり周知されると批判のいいネタになりかねないし、あまり積極的に広報されにくいネタだとは思う。実際は陸上自衛隊(というか防衛省)の中で非常に勉強されているということ、そして今の自衛隊PFIの課題が分かっただけでもとてもよかった。今後のPFIの取り組み状況に期待。


ちなみに本当はこの後に「同時公開されているブルーハピネスは自衛隊視点で魅力的か?」という超絶にくだらない質問もしたかったんだけど、次の船内見学ツアーイベントが始まる都合、ここで切り上げ。

※ちなみにブルーハピネス船内見学中に後ろを振り返ったらこの坂本副隊長も見学していたので、多分質問しても「わからない」という回答が帰ってきたと思われる

ああー、もっと話を聞きたかったな。残念。


一応、この後も陸上自衛隊第31普通科連隊の講話etcもあったんだけど、PFIについては語られなさそうな感じだったので、見学を優先してパス。防衛大理工系出身(!)の登壇者の話に興味はあったんだけどね・・・詰め込みすぎ!



最後に、坂本副隊長が強くPRしていた横浜駐屯地体験喫食のスライドをご紹介。横浜駐屯地は食事に力を入れているそうでw

 

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一応有償扱いだが、基地内で食事できるとのことで、なかなか面白そう。


 

船内公開の詳細記事はこちらをどうぞ。