ネット連携も充実しているしnanaco支払いもできるしで、プリントサービスがかなり便利なセブンイレブン。いつの間にやら持ち込みはがきへのプリントが可能になっていた。
せっかくなので、1点物のオタク年賀状刷るのに使ってみた。
ポイントは以下の点。
- カラー印刷可能(カラーレーザーなのでインクジェットで大量に刷るよりも圧倒的ラク!)
- インクジェット対応はがきではない普通のはがきを買っておく(レーザープリンタのため)
- 端5mmは余白スペース(用紙いっぱいに描いてたりすると切れる)。ただし縮小印刷可能。(実力値は後述)
- ネットプリントでも持ち込みはがきで印刷可能
- 私製はがき(切手自分で貼るタイプ)なら持ち込まずとも印刷可能(しかも用紙代込み)
事前準備
まずデータを持ち込む。USBメモリとかWiFi接続も可能だが、面倒だしWiFi接続はうまく繋がらないときもある。JPG、PNG、TIFFが使えるらしいのだが、自分の環境では何故かアプリ版だとJPG以外が表示されず。
そもそもPCで描いた絵をスマホに移す事自体が面倒。なので、Web版からのアップがオススメ。
簡易版であればユーザー登録も不要。友達とシェアしたいときはユーザー登録版(登録したら7日間印刷可能)のほうが良さそうだ。
セブン‐イレブンで簡単プリント ~ネットプリント(個人のお客様)~
わかりやすいUIなので、特に悩むところもないが「ちょっと小さめ」設定がミソ。上述した端5mmの余白スペースに当たらないように自動縮小して印刷してくれるモード。こらええわ。
試しにCLIP STUDIOのポストカード設定(148mm×100mm、350dpi、RGB)からTIFF出力したもので目視で比較をしてみた。印刷屋でもデザイナーでもなんでもないCRYまっくすド素人目線だと、仕上がりは殆ど気にならないレベル。
余白の影響についてはこんな感じ。
今年の年賀状なのでデザインは見せんぞ。
試行錯誤するよりは基本縮小設定をオンにしておいて問題ないと思う。逆に原稿作るときは印刷余白を意識して端ギリギリまで絵を描いても良さそう。
12/24追記(クリスマスに何やってんだか)・・・CLIP STUDIOでのルーラー表示。
実力的にははがきを縦向きに見て、マージンの実力値は左右(賀の末端)は各3mmほど、上下(年賀の枠端)は各4mmほどって感じ。
ちなみに、色々用紙を差し替えたりしてゴタゴタやってたので「紙詰まりとかありましたか??」って店員がフォローしてくれたんだけど、オタク年賀状印刷中のオタクだったのでかなり恥ずかしかった。
はがきの挿入
手差しで印刷するのかな?と思ったらまさかの用紙トレイを開け私製はがきを別エリアに退避させて、持ち込んだはがきをセットするというアナログな手法。終わった時には私製はがきを元の位置に戻さなければならない。
前の人間が私製はがきを戻していない可能性もあるので、逆に私製はがきを使いたい場合は、事前に確認したほうが良いかも。
差し替え方法は画面に丁寧に出るので安心・簡単。年賀状をムダにするのもあれなので、テスト刷りには私製はがきの方を使うと良いかも。
印刷
さすがレーザープリンタ。早い。仕上がりも上々(印刷屋でもデザイナーでもなんでもないCRYまっくすド素人の評価です)
インクジェットでうだうだ待つよりも圧倒的に楽だわ。大量印刷のときってインク用意したり、紙詰まりしたり、ドライバーの調子が悪かったり、そもそもプリンタ繋がってるPCが別の部屋とか・・・色々大変だからな・・・家庭用プリンタなので色ムラも濃く出たりするし。
印刷代はカラーで60円/枚。
大手の「ネットで年賀状」は30枚~49枚までで63円、「ウェブポ」は50枚以上で54円だから数枚印刷するレベルなら安価な方なんじゃないか。まあ、ネットサービスの方は宛名印刷も同価格の中でやってくれるので純粋比較はできないけど。郵便局の公式サイトからもコンビニプリントって誘導されているからビックリ。
結論
かなり使える。
プリント予約番号を使って知り合いに印刷物を渡せるのもコンビニプリントの魅力。しかも私製はがきも備え付けられているので、お年玉番号無くて良いのなら同人年賀状を送るのに使えそうだ。
ついでにオタク年賀状について
オタク年賀状作る時に住所をどうするか、宛名をどう書くかが一番のネック。
住所はアーティストや声優、タレントなら事務所宛に。漫画家なら掲載誌の編集部に。アニメ会社ならアニメ会社の住所に。
宛名は以下みたいな感じ。
事務所所属のアーティストとか声優・・・そのまま「○○株式会社 ○○様」でOK
事務所所属のアーティストグループ宛・・・「○○株式会社 ○○御中」(御中は組織やグループ宛の時に使う)
敏いとうとハッピー&ブルー・・・「ウォンチュウ!」(古い)
レーベル固定で活動しているが個人事務所とかで活動している(でも個人事務所の詳細がわからない)人宛・・・「○○株式会社気付 ○○様or御中」(転送してもらう時に気付を使う)
漫画家宛・・・「○○株式会社××編集部気付 ○○様or先生」(先生でもOK。編集部に所属している訳ではないので気付を使う。ちなみにゆでたまご先生は嶋田先生と中井先生のユニットなので、先生を使えばいいのだが、その他の場合は様でいいのか御中でいいのか気になるところ。掲載誌が不明な場合はコミックの出版社宛の気付にするしかない。くれぐれもカラーコーンは送らないこと。)
アニメ会社宛・・・「○○株式会社 ○○御中」
特定のアニメーター宛・・・「○○株式会社 ○○様」(気をつけなきゃいけないのがフリーランスのアニメーターとか外注先アニメーターだった場合。その場合は表記は変わると思う)
漫画キャラ・アニメキャラ宛・・・当然ながら送る人も多いみたい。そういう場合は作品名を明記の上で、漫画の場合は漫画家の先生と併記するとかしたほうが良いかも。取り次いでくれるかどうかは受け取った人の配慮による。あとダイアナ・キャベンディッシュに送ってもイギリスに年賀状文化は無いからな。
とりあえず公式の案内が「宛」となっているからって「宛」表記をしないように。
参考
YURiKA宛ての年賀状は
— YURiKA_STAFF (@YURiKA_staff) December 19, 2018
所属事務所の東宝芸能までご送付頂ければと存じます。
〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-5-2 東宝ツインタワービル8F
東宝芸能株式会社 YURiKA宛て
宜しくお願い申し上げます。