てなもんや四三式試製飛行機計画要求案摘要

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零戦 日本の空を再び飛ぶ、に立ち会ってきた@鹿屋基地 その1

2016年1月21日、あの零式艦上戦闘機が復活飛行をする、というニュースが飛び込んできた。

 

零戦、再び日本の空を舞う!「先人が築いた技術をみよ」 1月27日に鹿児島県鹿屋市で(産経新聞 2016.01.21 16:00)
http://www.sankei.com/west/news/160120/wst1601200101-n1.html
http://megalodon.jp/2016-0120-2155-27/www.sankei.com/west/news/160120/wst1601200101-n1.html

フライトは27日らしい。このニュースを見て心が躍った。なんせ、あの零戦の復活だ。日本の航空機史上最高の人気を誇る傑作機と言っていい。


自分自身も、初めて買ったデジカメ(Canon PowershotA200という単焦点ながら高画質。割と名機だと思う。)で2回目ぐらいに撮影したのが靖国神社遊就館に展示されていた零戦だったり、ネットで最初に使ったハンドルネームが零戦をもじったものだったり、zerosen.orgなんてアカウントでホームページを開設してたりと、割と昔から零戦好きだったりする。

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当時の遊就館零戦。2002年10月27日撮影。この美しさが今も変わらずに展示されているあたりは遊就館の素晴らしいところ。


ましてや、大戦機が日本の空を駆けるというのだ。零戦でなくても心躍るに決まってる。

 

 



今回飛ぶのは零式艦上戦闘機二二型。翼端が折りたためるタイプのやつ。

ただし、今回、戦後初の飛行、とよく誤解されているが、零戦自体は1978年と1995年に日本全国でフライトをしている。今回はあくまで日本人所有の零戦が日本の空を飛ぶのが戦後初、ということは意識しなければならない。

そして、今回の零戦のエンジンはオリジナルの栄エンジンではなく、プラット&ホイットニーR1830に換装されているとのこと。

だからなんだ、という話だが。零戦が飛ぶ事実には変わらない。


ちなみに、少し前に所沢航空記念公園でもエンジン始動イベントをやっていたけど、そちらはオリジナルのエンジンを搭載した五二型(栄二一型発動機)。アメリカのPLANES OF FAME航空博物館に動態保存されている。おまけに飛行可能というんだから凄い話。




とにかく、ニュースを見てから居ても立っても居られない状況に。葛藤に葛藤を重ねた結果、2日前の25日に決断して、翌日早朝に鹿児島空港に向けて出発していた。


何しろ、急に決めた旅行だ。マイルを使える期間(4日前まで)もとうに過ぎていたため、往路はソラシドエアの駆け込みWeb割を利用。1日前の申し込みなのに16,290円なのはありがたい話。
帰りの便はLCCのJetstarを予約。初LCCなんだが大丈夫だろうか・・・。時間も1955発2140成田着と都合がとても良い上に、7,600円と超絶に安い。
レンタカーも流石に平日で確保は余裕。当日10時から翌日19時のプランで7,560円。

一番困ったのは宿の確保。何しろ、鹿児島中央から鹿屋は遠い(下道で2時間)。もしかすると朝から大混雑になるかもしれない。そう考えると、やはり鹿屋基地の近くに押さえたいのが本音。
ところが、楽天トラベルにしても何にしても1日前だと選択肢が皆無になる。そして鹿屋の宿は(おそらく同業者のおかげで)既に満室。時間が限られているなか、なんとか志布志のほうで4,300円の宿を確保。鹿屋基地から1時間ほど離れてるけど・・・


やや睡眠不足気味ながら羽田へ・・・っていきなり政府専用機に遭遇!

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どうやら天皇・皇后両陛下がフィリピンでの初の戦没者慰霊のために訪比していたらしい(その様子は当日NHKで生中継していた)。ってことはもうちょっと待ってたら天皇・皇后両陛下見れたんか?

良くも悪くも大戦の象徴でもある零戦が復活飛行する裏で、その慰霊のための飛行機が飛ぶという不思議な光景を見た。

 

0745羽田発。ソラシドエアSNA71で、機体はボーイング737‐800 JA801X。仮眠を取っている間にあっという間に鹿児島空港へ。0945着。

って、雪景色!!

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そう、鹿児島は記録的な寒波の影響で積雪状態!27日は晴れるとの情報だが、車での移動がちょっと心配。


遊んでいる余裕もない(できれば鹿屋基地を下見したあと早めに宿で寝たい)のでさっさとレンタカーを借り受け。頭の中は零戦でいっぱいだったので、どの車種だったか見なかったw

チェーン規制という文字にビクビクしつつ、出発。実は47都道府県、JRは9割乗車している旅行好きだが、一人旅でレンタカーを借りるのは人生2回目だったりする。ちなみに前回も鹿屋基地(の二式大艇)が目的地w

そして無料区間限定でカーナビに従うがまま進む。どこを通ったのか覚えていないwたぶん東九州自動車道(無料区間)だろうけど・・・山間部にいくと道路の氷が多少残っていたりしてビクビクしつつも、結局チェーン無しでも大丈夫だった。ほっと一息。


そんな感じで2時間ほど走り、ついに鹿屋基地に到着!!

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早速、愛しの二式大艇に?年ぶりに再会。実は(というか今のハンドルネームから察してもらえるとおり)二式大艇が一番好きなひこーきです。前回訪問時はレンタカーまで借りて豪雨に近い状態だったからな・・・曇り空で雪が残る状態とはいえ、ようやくまとも?な撮影ができた。

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ちなみにこちらが当時(豪雨)の二式大艇。2007年5月5日撮影。

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脇のUS-1。既に3機しか現存していないらしい。

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そして零式輸送機にも使われていたダグラスDC-3/C-47の海軍型、R4D-6Q(まなづる)

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鹿屋航空基地史料館脇の観光物産センターに移動してようやく昼食。カレーを食す。特に案内なかったけど、海軍カレー?なのかな??多分・・・

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暖かいお茶飲み放題なのがありがたい。テーブル脇には永遠の0で使用されたコクピットモックも。

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店内はミリタリー仕様。

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鹿屋でも艦これ同人イベントが開かれているらしい。この手の人も明日はいっぱい来るんだろうか。

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隣の売店を見に行ってみたら女子中学生が職場体験をしていた。ミリオタと思われてる気がして気まずい・・・目をそらしつつ早めに退散。




さて、一通り満足したので、明日の見学ポイントを下見に行くことにした。

車で10分ほどの場所がランウェイ08エンド。ランウェイというのは滑走路、08というのは磁北から時計回りに80度の角度、エンドと言うのは末端というか離陸方向を指す、らしい。へえ。


すぐ裏に野里運動公園があり駐車場がある。綺麗なトイレも整備されていて便利。ここに駐車。

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ここから横断歩道を渡る

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全景

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前日の様子はこんな感じ。流石に(地元の軽トラと思わしき車以外は)誰もいない。

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時間が多少余ったので鹿屋航空基地史料館へ戻る。と、ついに晴れ間が!

あぁ、晴天の二式大艇!!
ようやく出会えました!!感動!!

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大空を駆けていたときはこんな感じだったんだろか

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その後は史料館を見学。特攻隊の犠牲者に重点を置くこの史料館。特攻隊員の写真が並べられた展示はひめゆりの塔を彷彿とさせる。

そして目玉は航空自衛隊隊員が復元したという零戦。美しい!!

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栄エンジンとともに。

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その後、志布志の宿に1時間ほどかけて移動。民宿だが、宿は綺麗だし、徒歩数分のスーパー銭湯(という名目だが雰囲気は温泉施設)の入浴券をもらえたり、店主のおっちゃんは良い人だしとかなり満足。店主のおっちゃんの喋り方はなんとなく具志堅用高に似てる。鹿児島って石垣の訛りに近いのだろか。

入浴後にスーパーに寄って夕飯をゲット。ヒノヒカリを主食に鹿児島産天然ブリとチキン南蛮、そしておば。

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おば!?

関東人には馴染みがないが、クジラの尾っぽのお肉らしい。さらしクジラとも。パサパサした物体を酢味噌で食す。ツマミにはローカロリーでいいかも。

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お酒は地元の酒、さつま黒若潮(志布志)とさつま大海(鹿屋)。旨い!

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ホロ酔いになり、さあ明日に備えて寝ようか、と思ったら先ほどの店主から呼び出されて焼酎を奢ってもらうことに。
そこで出されたのはなんと30年もの
!!

の、安焼酎www



しかし、このまろやかさたるや、尋常にあらざりけり。こんな旨い焼酎は飲んだことが無いぞ。飲めたとしても下手なプレミア焼酎とは確実に次元が違う。

10万積んで飲めるかどうか…非常に貴重な体験をさせて頂いた。因みにラベルはボロボロでなんて酒かは分からず。当時は1000円ぐらいの価格とのこと。

因みにこの民宿、経営していた自動車工場を引退後に始めたとかで、ここいら一帯は志布志市が民宿区画として誘致していた区画なんだそうな。零戦が無ければこんな出会いも無かったなぁと思うと不思議な感じ。

因みに宿の人は零戦が明日飛ぶなんて全く知らない様子だった。

そんなこんなで明日に備えて早く寝るという目的は達せずに結局22時ぐらいに就寝することになる。ホロ酔いどころかヘベレケですわ。

 

零戦 日本の空を再び飛ぶ、に立ち会ってきた@鹿屋基地 その2

に続く

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