AIによる記事自動生成ブログ四三式

このブログは天才チンパンジー「アイ(AI)ちゃん」が、言語訓練のために作成しているものです。

コロナ下の推し活で、参加者40人からオンライン集金した話

コロナでめっきりイベントは減ったとは言え、推し活動自体が無くなる訳ではない。ライブハウス支援の配信イベントだったりでフラスタを送るとか、節目に記念品を贈るとか。

フラスタとかは花屋さんの経済的支援にもつながるので、積極的に企画するのは良いことだと思う。オタク向けに特化した花屋さんだと本当に経営が厳しい状況だと思うし、いざコロナが明けてイベント本格化した時にお店が無くなっていたとかだったら草も生えない(焼け野原みたいになった状態とかけているセンス溢れるジョーク)

まあ、衛生上の事由でレギュレーションとして禁止してるケースもあるので必ず事前確認したほうが良いが。

フラスタではないのだが、とある企画でオンライン集金をすることになった。

少人数なら好きにやれ、って話なのだが、今回は40人規模。コロナ以前ならイベント会場で一気に集金する事もできるのだが、対面で会えない以上、回収を効率よくやる必要がある。

というか

コロナ以前ではデフォルトとはいえ、リアル集金自体も個人的にはあまり好きくない。

  • 記録が残らないので金銭トラブルが起こり得る
  • 受領した時にメモを封筒に書くが机もない場所が多いのでぐちゃぐちゃになるし、ペンとか見当たらなくてあたふたする
  • イベント当日以外の予期せぬ場でお金を渡される時がある
  • お釣りとかも必要なので受け取った現金を持ち歩かなければいけない
  • イベント前後も集金のことを第一に考えなければいけない(雑談したり余韻に浸る余裕がない)
  • 最終的に現金が手元に残るので、うっかり金持ち気分になって使ってしまう

まあ最後のは個人の問題だが。コロナ後もできればオンライン集金に切り替えたい思いはある。

具体的な送金方法を考える。

少額の送金と聞いて、まずは何を思い浮かべるか?

  1. 誰しも思い浮かべるのは資金決済法の資金移動業の章一般人はこんなこと考えない

  2. やはり日本古来の伝統である銀行振込。

  3. 流行りのQR決済サービスの送金機能

  4. Amazonギフトコード

  5. 同人文化のお家芸、少額為替オンライン送金だっつーの

こんなところだと思う。

一番ベーシックながら実はくせ者(元木)なのが銀行振込。

  • 振込先を公開するために個人情報がバレる
  • 振り込み側も振込依頼人の設定をしないと個人情報がバレる
  • 最近はオンラインバンキング利用者が多数派で即時反映も多いが、ATM利用等だと振込予定日の確認が必要
  • 当然集金側もオンラインバンキングを利用していないと入金確認が面倒。(振込予定日は絶対ではないので振込連絡を得ないと効率悪いと思う)
  • 振込手数料の問題。〇〇銀行には対応していませんか?とのクソ質問対応。
  • 銀行を複数指定した場合、非メインバンクからの資金移動の手間。

今回、民度の高いコミュニティで本当に良かった。民度の低いコミュニティだと匿名性が担保されない点とかどの銀行か問題は非常に問題になるだろう。オタクは面倒くせーからな。

銀行口座はたまたまメインバンクとジャパンネットバンクの口座があるので両方を使った。ジャパンネットバンクはPayPayと紐付けているので出金代わりにチャージできるので便利。(ちなみにジャパンネットバンクには残金を残さない運用をしている。ITビジネスメンと違って、こちらはセキュリティリテラシの低いうんこなのでメインバンクとQR決済サービスとの紐付けはやってない。)

メインバンクしか持ってない&オンラインバンキングやっていないって人だと、かなり面倒になると思う。

QR決済サービス

最近めっきり還元率の下がったQR決済サービス。ちなみに自分は複数サービス使っても残高放置~失効の羽目になるのが目に見えてわかるのでPayPayしか使ってない。

  • 少額送金機能があり受け取る側としては便利
  • 一方で送金側はまずQR決済サービスの残高をチャージしなければならない。銀行・クレと紐付けていないとATMとか店頭で1,000円単位になってしまう。LINE Payは100円単位らしいけど10円単位の端金まで不必要にチャージしなければならない。
  • 送金用URLと受取用URLが紛らわしく、送ったURLが間違ってる時がある
  • 持ってる人はLINEPayとかメルペイとかも並べても良いとは思うけど、利用頻度が低いと多分口座管理がかったるいと思う
  • PayPayの場合は送金処理時に出金不可マネー(PayPayマネーライト。クレカなど経由でチャージした金額)が優先して処理される(選べない)ので、受取側は出金したい時にできない可能性がある

上述の理由で今回はPayPayのみを選択肢とした。匿名性は担保されるので使い勝手は良いが、URL誤りは結構多かった印象。アプリの使い勝手(UI設計)が悪いということなんだろう。

最後の点は、自分は出金しないので影響ないが、リアル金銭授受方法として考えている人にとっては大きな制約になると思う。

脱線するが、決済サービス一つに絞れと言われたらQR決済サービスよりもモバイルSuicaVIEWカードにするのが良いと思ってる。だってQR決済サービスって店頭での起動も処理も遅いし、還元率というマネー機能以外の部分で勝負してるだけでしょ。その還元率も一定水準普及したら激下げするってのも見えたし。世間の電子マネーランキングとかだとSuicaとかPASMOとか分けられてるけど交通系は相互で利用できる以上合算して考えるべきで、そうすると圧倒的なんだよね。利用者が発行主体者の違いを意識する必要なんてないし。VIEWの還元も悪くもないと思ってる。Suica残高に紐づくQRサービスをJRがやり始めたら一人勝ちなんじゃないんかねえ。(WAON推しもよく聞くけど、結局イオンカードのほうが強いイメージが有る・・・)本文と全く関係ないので削除

意外に使い勝手の良いAmazonギフトコード

送金手段として案外忘れ去られがちなのがAmazonギフトコード。これは1円単位で購入できるし、Amazonを頻繁に使う人にとっては使いやすい。職場とかでも最近出産祝いに現金ではなくAmazonギフトコードを指定額購入して、グリーティングカードに挟み込んで渡してたりする。(生々しくならないし、おむつとか好きな日用品買えるし)

  • Eメールタイプと印刷タイプだけが1円単位の金額指定が可能(15円~)。1500円以上なら1円単位で指定できるコンビニの商品もあるらしい。
  • 購入はクレジットカード限定。また、使用期限が1年間限定。当然出金は不可。

そんなに頻繁にAmazonで買い物しないし・・・って人だと、失効リスクがあるので向かないとは思う。

海外送金

デカイコミュニティになってくると海外オタクの参戦もある。海外組は上記手段が取れない。今回は欧州組が1人居たけど、少額だったし、送金手数料とか手間(こちら側のも含む)とか諸々考えて、「俺の代わりに日本のオタク産業に投資してくれ」という形にした。本当なら推しのデジタルコンテンツを何らか買って普及してくれ、ってのが良いのかもしれないが、海外でデジタルコンテンツを展開しているほどの案件も一握りなのでなかなか難しい(今回の推しも海外展開はしていない)。

※結果的に自分が信仰しているアニメ(今回の推しとは関係ない)の円盤(これもデジタル配信されていない)を買ってくれたそうで、海外盤は安価とは言え、費用が全く釣り合わない形になってしまった・・・すみません・・・

海外との送金で代表的なものはやっぱりPayPalだろう。日本の送金サービスより遥かに歴史がある。調べてみたら海外とのやりとりは1回あたり499円の手数料が取られるそうだ。

三井住友銀行だとこんな感じらしい(2020年10月現在)

●円貨建てで送金され、円預金で受け取る場合 以下の2つの手数料が必要となります。 1.被仕向送金手数料 1,500円 2.円為替取扱手数料 送金金額の1/20%(0.05%)(最低2,500円)

たかーい!

ドデカイコミュニティの場合はこの手の費用を負担してもらうか、海外組でお金を集約してもらって送金してもらうか、ってところになりそう。

よくわからないのが、「Amazon.co.jpのギフトコード」(Amazonギフトコードは世界共通ではなく、その国でしか使用できない)を海外から購入できるのか、というところ。日本人が海外のを購入するのはできるらしい。なので逆も可能なのかもしれない。ミスったら無駄になってしまうので今回は避けたが、もしかしたら唯一マトモな選択肢になるのかもしれない。

貧乏学生の場合

それから、やはりクレを持っていない&口座振込手数料も結構響く学生がコミュニティに居た場合。これも難しい。PayPayの現金チャージで処理してもらって残額をコンビニで使ってもらうのが一番かな。だけど、あくまでそれは送金側の都合。受取側の都合でPayPayなり使えなかったら多少の手数料がかかる場合は出てくるし、それが負担できないぐらいの懐具合ならイベント参加しないでバイトしろってのが結論になってしまうと思う。 学生が多いコミュティだと幹事は大変そうだ。

集金案内

集金方法を決めたとして、40人も居ると連絡がとにかく大変。

以下はTwiplaで参加者集約し、連絡はTwitterを用いた場合のケース。

  • DM開放されていないアカウントが居るので参加者全員をフォロー/フォローバックしてもらう必要がある(Twiplaの一斉DM機能が使い物にならない理由はココ)
  • DMを連発すると迷惑がられる
  • グループDMで個別返信が続いてしまうと結果的に迷惑がられる
  • 個別DMを40人も相手に送ると訳がわからなくなる

という訳で、今回は「専用サブアカウントを作って、そこに参加者全員をフォロー/フォローバックしてもらい、アカウントを鍵付きに変更した上で、通常ツイートで連絡する」という形を取った。というか、この連絡手段の構築はそもそもの企画段階で必要になる話。なので、ただ集金係を命じられたってだけなら、窓口になっている代表幹事に案内をお願いすれば良い。ただ、幹事が参加者への連絡手段をきちんと確立しないまま丸投げされたりするとオンライン集金においては詰むと思う。

通常ツイートでの案内はタイミングによって読まれない可能性が高い(お前らみたいに四六時中Twitterやってる人間だけではない)ので、定期的に自分のツイートをRTする必要もある。反応がなければ個別DMでフォローという感じ。

案内においては、今回はGoogleフォームを活用した。

  • アカウント名記載欄
  • 集金方法の選択肢
  • 振込先銀行口座の選択肢
  • 送金URL・ギフトコード記載欄
  • 銀行振込なら振込先口座情報と振込名義人と振込予定日の記載欄

上記の項目で分岐するアンケートを作り、回答してもらうように関係者に展開。割と滞りなく対応してもらえた印象。

口座番号をGoogleフォーム上に記載したのがミソ。Googleフォームに個人情報を残すのってどうなんだ、というのはあるけど、DMで個人情報を流すよりはマシかな。

回収終わった後にGoogleフォームの公開URL掲載を削除したのと、自分の振込先口座情報だけ伏せ字に編集し直した。アンケート自体を削除するのは事後トラブル時に怖いので当面は残しておくつもり。(もちろんGoogleフォーム作ったGoogleアカウントは捨てアカウント)

回収期間

こんな感じでオンライン集金をしたところ、40人から概ね1週間で代金回収できた。2日に1回ぐらいは不備確認の個別DM、案内ツイートのRTを繰り返して、終盤は未回答者に確認の個別DMを出す感じ。

こんな感じでした。

多人数のオンライン集金におけるポイントとしては

  1. 送金手段の選択肢決定
  2. 連絡手段の確立
  3. 送金方法の案内
  4. 入金確認と個別連絡を繰り返す

ってところ。手段が明確なら払う方はさっさと払いやすいと思うし、このあたりが不明確だと個別問い合わせが頻発してそっちの対応の負荷が高くなると思われる。

支払う側の都合を優先しすぎて1番目の選択肢を増やしすぎると、集金側としては4番目の入金確認で死ぬるというのもキモ。

公開できる企画(超人気コンテンツのフラスタとか推しに準備がバレでも全然問題ない企画)だったらクラウドファンディングとかも活用できるのかな。その場合は最初にどういうことをやるか明確にしておかないと余計お金の管理を問われそうだけど(それは集金側じゃなくて企画側の責任範疇だが)。

※最近はてなの見たまま記法が使いにくく感じてきたのでmarkdown記法を初めて使いました。