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「まん防」という言葉遊び施策でオタクイベントはどう制限を受けるのか

「このまま続けても効果はない」とかなんとか言いながら緊急事態宣言が解除となったが、「まん防」という訳のわからん措置がスタートするらしい。ようやくオタクイベントが動き出した矢先にも関わらず、GWにかけて影響が出そうなので、この「まん防」がどういうもので、オタクイベントにどういう影響があるのかをまとめてみた。

「まん防」の本質的な問題

「まん防」は「まん延防止等重点措置」の略。元々は閣僚・官僚の間で使われていた、いわば業界用語として「まん防」と呼ばれていたらしい。それが、尾身会長の発言をきっかけにメディアが面白おかしく取り上げるようになった、という話。一応、小池都知事はこの「まん防」という略称は否定的なスタンスを表明している。政府も公式には否定している。吉村府知事(以下、イソジン)は会見で「まん防」発言をしているようだが。

なので、「まん防」という意味がわからん呼称になっているのは、既に報道マンとしての役目を失したメディアによるエンタメ路線が原因ということ。マスコミ関係に就職してる人間、思考回路狂いすぎだろう。

※クソメディアの目論見に乗るのは気に入らないが、本記事では以下、あえて「まん防」という言葉で述べていく。

この「まん防」、本質的な問題は、呼称のわかりにくさではなく「緊急事態宣言と何が違うの??」というところだ。やることは結局の所、時短と外出自粛の要請でしかない。政治家として「緊急事態宣言の解除」を失策と認めるわけには行かず、ここまでの政治は有効な手を打っており、いよいよ次の一手です・・・という扱いで「まん防」を発動させる訳だ。

言わば旧日本軍用語である「転進」そのもの

「まん防」という略称を否定しているからといって、自民党小池都知事は褒められた存在にはなりえない。イソジンはもっと論外だけど。

「まん防」の中身

具体的な中身について、東京都のプレスリリース(2021年4月9日発表)から紐解く。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/04/09/documents/20210409_25_1.pdf

対象範囲は23区、八王子市、立川市武蔵野市府中市調布市及び町田市のみ。既に三鷹駅では南口側が三鷹市のため、南北で対応が異なるみたいな問題も現れているらしい(オタクイベントには直接関係なさそうなので割愛するし、別に三鷹駅周辺住民が飲み明け暮れてコロナで死のうがしったこっちゃない)。まあ、時間が経つにつれて対象範囲は拡大するだろう。

期間は4月12日(月)から5月11日まで発動。GW直撃である。

要請事項は、①時短営業と②イベントの開催制限、および③要請時間外の飲食店利用自粛と④不要不急の外出自粛、となっている。

①の時短営業においては、「運動施設、遊技場、劇場、観覧場、映画館、演芸場、集会場、公会堂、展示場、博物館、美術館、図書館、ホテル又は旅館(集会の用に供するものに限る。)」は5時から20時までの時短要請

②のイベントの開催制限においては、定員5,000人以下のハコ(会場)であれば〈大声なし〉(クラシック音楽、演劇等)であれば定員までOK、 〈大声あり〉(ロックコンサート、スポーツイベント等)なら定員の半分までは収容可となっている。 定員5,000人以上のハコの場合は収容定員半分~上限5,000人となっている。 f:id:type43:20210411223758p:plain

緊急事態宣言では②が人数上限5,000人&収容率50%以下、だったので大声なしの小規模イベントが若干緩和された感じ。逆に言えばそれぐらいの違いしか無い。

大阪府もだいたい同じ。

今は東京大阪京都沖縄が適用されているが、遅かれ早かれ他都道府県(特に首都圏)も追随してくると思っている。

オタクイベントに置き換えて考えてみる

吹奏楽使いまくりのクラシック、役者が声張り上げてなんぼの演劇が「大声なし」カテゴリってのが違和感の塊だが、恐らく観客側で大声が出るか出ないかという話なんだろう。

なので、例えば、音楽ライブであってもアコースティック編成でのライブであれば、クラシック音楽と同様に大声なしカテゴリと見て良さそうだ。なんなら観客側で声を出さないルールを徹底できるならロックなライブも出来る。盛り上がりにくいだろうけど。アイドルイベントも、同様に観客側が声を出さないルールを徹底できるなら、実質演劇の範疇に入るのではないか。

トークショーとか円盤発売記念イベントなんかは更に余裕。ただロフトのイベントみたいに飲食で稼いでるビジネスモデルだと酒類提供ルールに引っかかるので日中帯に開催するしかなく、土休日の開催に絞られてしまうと思う。

なんなら口パクで踊る国民的アイドルもやろうと思えば大声なしカテゴリで行けそうだが、あまり大規模になると観客の自制を期待できないだろうし、それは無理かな。

そもそもとして

上述の通り、緊急事態宣言の内容が少し緩和されたぐらいで、実態としてはほぼ緊急事態宣言。なので、「まん防」は本当に言葉遊びでしかない。これだったら内容改正した緊急事態宣言再発令とした方が良かった。

だいたい、20時で終了させろと?何いってだ??飲食店の時短と飲食店利用の自粛要請が出ているんだから、オタクイベントまで20時で終わらせる意味が全くわからない。そもそも飲食店が20時で終わって、イベントが20時で終わって、って帰りの公共交通機関が激混みになるだけだろう。

これはオタクイベントだけでなく、むしろ営業努力の上で、コロナ感染者を出さずに頑張ってきた映画関係者のほうが受け入れがたい内容だと思う。 更にはプロ野球なんかはずっと試合終了時間の議論を続けて開幕に至ってるわけで、このタイミングでコレを言うか?という感じ。

最初のドタバタのタイミングならしゃーないと思うが、どれだけ準備時間があったと思ってるんだ、と。

自民党は論外だとして、政治パフォーマンスを優先して政府への責任転嫁をカマしてきた小池百合子の無策ぶりをいよいよ評定すべきタイミングだと思う。絶対冬乗り切ったら自然消滅して沈静化すると思ってただろ。

イソジンはそれ以下なので、失笑だけに留めておく。大阪府民はイソジンで頑張ってください。

なお

マスク無し&大声有りにも関わらず、定員50%ルールを守っていないクソイベントも存在するということも紹介しておく。

マウスシールド登壇にやじ 野党「極めて不謹慎」―衆院本会議:時事ドットコム

国会議員はオタクの風上にも置けない厄介。