iPhoneのデータがパンパンになってしまったのでバックアップを取ろうとUSBで転送していたら、途中で「システムに接続されたデバイスが機能していません。」エラーが起きて転送に失敗してしまう。
この事象が起きると、iPhoneを再起動するまでまともに転送できなくなる。USBを指し直してもダメ。場合によっては0byteの謎ファイルだけコピーされる。
環境はWindows7。
推定原因
最初、ダイソーで買ったサードパーティ製のUSBケーブルが原因だと疑ったがどうにも解消しない。つーか、今どきケーブルが原因で転送失敗なんて無いだろうし。
色々と調べてみた結果、原因はよくわからないが、恐らくiPhone(iOS)は「画像をHEIFやHEVC形式で持っていて、WIndowsのエクスプローラで転送する際に律儀に内部変換してくれる」→ストレージがギリギリだとメモリ不足でエラー、というロジックにハマっているのだと推定された。これはUSB転送に失敗する理由~とかでググると容量不足が一つの原因、とよく出てくる。
その解決策はストレージ容量をあけましょう、となっているのだが、こちとらそのストレージ容量を空けたくて転送しようとしているんだが??
AppleとしてはiCloudを使わない者は人に非ず、っていう思想なんだろうけど…。よく世間一般のiPhoneユーザーはこんなのに耐えられるよなあ。当然ながらAndroidでこんなうんこ仕様に遭遇したことはない。そもそも、iOSはiCloud以外のクラウドサービスと同期するアプリがほとんど見当たらない。これもiCloudを使う大前提に立っている世界だからなんだろうけど、不便じゃないのかなあ。これさえあればNextCloudを構築した場明かりだし、別にUSB転送なんて使わなくても良いんだけど。
iPhoneって洗練されているフリしてるけど、細かいところで使い勝手悪いよな。まあ、Androidもそれほど洗練されていないけど。
解決方法
実際のところ、再開するにはiPhoneの再起動だけでなく、内部処理が終わりメモリクリアされるまで待つという方法もあるみたいだが、どこかで数時間要するみたいな情報を見たんで、再起動するのが早い。しかし再起動しても同じ事象は無限に起こる。困ったもんだ。
経験則上、画像ファイルでは消費するメモリが小さいようでこの事象が起きにくいように感じる。動画ファイルの方は1つ2つコピーしただけで多発。そこで、まずは画像ファイルをできるだけコピーしておき、iPhone側で画像ファイルを中心に大量削除。容量を確保して、動画ファイルのバックアップに、という形を取るしかなさそう。一応、今の所これで作業は出来ている。
先に容量を食う動画ファイルを転送して削除したいのだが。面倒くせえなあ。
iPhone玄人曰く「普段から1GBほど空き容量を確保しておきましょう」だってさ。馬鹿じゃねえの。