AIによる記事自動生成ブログ四三式

このブログは天才チンパンジー「アイ(AI)ちゃん」が、言語訓練のために作成しているものです。

MOTHER2をクリアした

MOTHERに続いて。最後にやったのいつぐらいだ?10年以上やっていない気がする。

MOTHER2の思い出

長文思い出語りコーナー。読み飛ばしてもらって構いません。

発売当時は小学生か。世間的にはやっぱりキムタクのCM(GBA世代はもう知らないんじゃ…)なんだけど、自分の元々の出会いは立ち読みしてたファミ通だったかなんか。グラフィックに一目惚れして「これめっちゃ面白そう!」、後日タイトルを知って「これか!!キムタクがCMやってるヤツじゃん!」って。割とすぐ入手した記憶があるのだが、どうやったのかな。自分の金なんてないし、誕生日が近いし、誕生日プレゼントかなんかで買ってもらったんだろうかな。

キムタクのCMはめちゃくちゃ有名だったけど、アレを見て買った人ってあまり居なかったんじゃないかなあ。今みたいにネットが身近な訳でもなく、どんなゲームだかは分からないCMだったし。

そもそもMOTHER2自体買った人間を周囲であまり見なかった(Wikipediaのセールス30万本はソース無しのガセという説がある。後年になって意外に知ってる人が多いことを知ったのでそれなりには売れてたはずだがメガヒットと言うほどではなかったと思う)。同時期だと天下のLIVE A LIVE、少し前にはFF6も出てたんでやっぱりその辺にセールスは取られてたんじゃないのかなあ。あくまで田舎の小学生目線の話だけど。しかしまあ、この時期って神ゲーのリリースが重なりすぎだろ。

あ、でも同じ登校班の低学年の子にゲップーの倒し方教えてもらったから丸っきり居ないわけじゃなかったか。実はそれなりに居た?のか?

MOTHER2、ソフトのパッケージデザインもSFCソフトのラベルも、ものすごく格好良かったのよね。でプレイしてみたら、雑誌で読んだグラフィックが期待した内容で動く。最高にテンション上がった。

ちなみにサテラビューが似たようなグラフィックだったんで、ちょっと憧れた時期があるw(今検索して画面見てみると、かなりMOTHER2の影響を受けてたんじゃないのかな…)

そこからずっとMOTHER3GBA版)が出るまでMOTHER信者。先日blogにも記事アップしたけどMOTHERを買ったり、小学校のバザーに並んでた公式ガイド本を見つけて「マジかよ!!」って全部買い占めたり、ガイド本の背表紙にあったフランクリンバッチ無茶苦茶欲しがったり、CDやゲームブックや小説を買い集めたり…。

当時ってやっぱりFFかドラクエかの2派閥だったのよね。まあみんなどっちもプレイしてる訳だけど。で、俺だけMOTHERをやたら推す少数派w(今と変わらんな)

その時はまさに「次世代ゲーム機」戦争がめちゃめちゃ盛り上がってて、プレイステーションか?セガサターンか?NINTENDO64か?って。まあ実際自分の周りにはセガ派は居なかったけど(セガのゲームやるような人間はゲーセンに金を使っていた)。

64って当時の時点で既に負けハードだったけど、MOTHER3を期待して買ったし推したよね。マリオ64しかないって言われてたけど、ウェーブレース64神ゲーじゃん、過小評価されすぎだろ!って怒ってたw

ずっと買ってたしな。64ドリーム(雑誌)。ついでに言うと、当時の任天堂広報・本郷さんへの質問コーナーがあって、MOTHER3が出たら小説版出るんですか?っていう投稿したのはこの俺。確かペンネームはFATHER3だったはずw

何度か語ってるけど、NINTENDO SPACEWORLD97にも行って64版MOTHER3の試遊機も遊んだのは最大の自慢。確か巨人のドシンのブースだったか?で生の宮本茂を目撃して超興奮したり、ガラガラだった闘魂炎導っていうプロレスゲーが笑い転げるぐらいに面白くて何度もプレイしたり(後日購入し、友人間でめちゃめちゃ流行ったw)

ただ、その頃は既にポケモン頼みみたいになってて、会場の半分がポケモンブースみたいな惨状。ミュウの配布があったんで、人は押し寄せてたけど、まあ、流石に64ファンとしては外様のメーカーへの扱いの低さが悲しかったよね(噂に聞く任天堂の悪行ってこういうことか~と中学生ながら思った)。

で、そこまで熱心に追い続けてたのに結局MOTHER3は出ずw

一方で、負けハードだったNINTENDO64は何故かマリオパーティとかスマブラどうぶつの森の登場で息を吹き返し、その勢いでゲームキューブに移行w

世間のMOTHER2知名度が上がったのって、このスマブラからだと思う。ネス参戦。俺はそれで買った側だけどw スマブラで知ってるけどゲームはやったこと無いって人がSNES9xGBA版で参入してきたっていうイメージ。

ゲームキューブあたりからゲームやる頻度が落ちたかな。どうぶつの森ぐらいしか熱心にやってなかったかも。MOTHER3GBA版)が出てMOTHERファン引退したあたりの話はまた次回w

そんな感じでそこそこ熱心なMOTHERファンでした、っていう思い出話。いい機会なのでちゃんとまとめてみた。記憶が曖昧なところがあるのでその辺はご容赦を。

GBA版はサウンドが劣化!?

で、久々にプレイしてみたら

起動してびっくり。OPからサウンドが違う。違うというか、思いっきり劣化。移植ゲーでしょ??SFCより後発ハードなのにこんなことってあるんか!?と思ったけどGBAってかなり音源がしょぼいらしく、なんとか再現したレベルらしい。

ゲーム進めていくうちに慣れてはくるし、多分、GBA版から入った人は違和感なく遊べると思う。ただSFC版で信者だったぐらいの人間にはかなりガックリするものだった。MOTHER2は音楽・サウンドが重要な構成要素なので。

逆にGBA版から入った人ってSwitchとかでSFC版のサウンド聴いたらどう感じるんだろう?違和感感じるのか、グレードアップしたように感じるのか。前者の可能性があるんじゃね?…というぐらいにサウンドが違う印象をもった、という話。

SFCGBAもSwitchもそれぞれバージョンが違う

これも知らなかった。GBA版はSFC版にあったいくつかのバグやメッセージが修正されているらしく、逆にGBA版で新たに生まれたバグも(ギーグのところであなぬけネズミが使えたり、ギーグをどくで倒したりできちゃったり)。

で、2022年の2月に配信されたSwitch版はSFCの完全移植…なのかと思いきやSFC版をベースに新たに修正したものらしい。

MOTHER2はセリフ・メッセージも魅力の一つなので、今のトレンドに合わせないといけない、っていうくだらない理由なだけでセリフ改変がされるとか、冷めるよなあ。まあMOTHER1+2が発売されたのが2003年と、約20年前の改変を今どうのこうの言ってもアレなのだが。そもそもその時期にはMOTHERファン離れてた外野だしね。

ちなみにTwitterでSwitch版プレイしてる人のスクショを見るとぶきみボールとかスターマン・センゾとかを瞬殺してたりするんだけど、こちらの環境だとレベル99で先手取ってるのに瞬殺できないんだよね。この辺りの瞬殺ロジックもGBA版は変わってるんだろうか。(爆発する敵は瞬殺できない、という情報もあったけど、だいウッドーとか瞬殺できたので、やっぱり謎。)

で、ゲーム自体の感想

うん、やっぱり面白い。傑作。当時、熱狂的な信者になった理由がよく分かる。

上に書いたように、音楽・サウンド、セリフ・メッセージが重要要素なんだけど、MOTHER2はゲームシステムやグラフィック、演出、ゲームバランス、テンポなどどれも調和が取れていて本当に素晴らしい。MOTHERの時にも触れたけど、前作をやっていると不満点がすべて解消されているという印象。

ゲームシステム

MOTHERの時点で画期的(パパとの電話、キャッシュカードによる引き出し、マップと町の境界線の無さ、フランクリンバッチ、うたうコマンド、テレポート、など多数)ではあったのだが、今思えば、よくぞここまで詰め込んだよなあ、というような。今でも新鮮さを感じる仕組みばかり。当時はMOTHERもやってなかった訳で、すべてが衝撃だった。以下、一例。

  • シンボルエンカウントに加えて、瞬殺システム。ゲームのテンポアップに非常に効果を発している。
  • ドラムロールシステム。当時FFがやっていた完全リアルタイムバトルではないんだけど、ハラハラ感が増す。回復時も含めて演出がとても良い。
  • ホームシック。自然発生するけど、解消方法がママへの電話という点が良い。
  • エスカルゴ運送、マッハピザ、どうぐやのかんばん。移動中に色々出来るというのがテンポアップに寄与してるし、電話やかんばんアイテムと組み合わせることで演出効果も最高。
  • じゅしんでんわ。ゲームプレイ時間の警告の延長線だけどこれのおかげで演出効果が抜群。
  • じてんしゃ。ベルも鳴らせたのが当時は楽しすぎた。
  • きのこ。GBA版だとコントローラーの向きをかえて操作とかできないのですげー厄介w 駆除方法が買取というのも良いし、きのこ狩りのおねーさんに売りつけて解消出来るのも良い。
  • ホテルの新聞。これも全ホテルでイベントごとに更新されているとか驚き。セリフ数が半端ない。
  • ヒント屋。上に同じく。
  • テレポートβ。よく考えたなあw。今思えば、テレポートβがあること前提にマップ設計がされていたと思うと凄いなと。
  • タコけしマシン、こけし消しマシン。これもシンプルなアイデアだけど楽しくなる演出。
  • コーヒーブレイク。この演出は糸井重里の嫌なところが強く出ていて、実は好みではないのだがw いろいろやりよるなあと。
  • 地底大陸。初見時はビビったよ。今プレイすると思ったより狭いんだけど、敵が強すぎて迂闊にウロウロできない分、広大さを感じた。グミ族の檻の概念とかも最高。
グラフィック

実はMOTHER2を買う決め手だったのがこのグラフィック。ファミ通かなんかで見たのかな?オネットの町並みだけでも興奮するし、ツーソンに行けばデパートまで。フォーサイドに行けば高層ビル群を表現するために少し上向きの画角になっているし、サマーズではリゾートの奥行き感を重視したグラフィックに。上述したけど地底大陸も最高。ムーンサイドとマジカントの狂気じみたグラフィックも恐怖を感じる。

敵のデザインはMOTHERからの継承だけど、グラフィックがより精巧になっているし、マッドタクシーを始め、シンボルデザインも可愛らしい。

そもそも、ゲーム開始時のGYIYG STRIKES BACK!の絵とか、タイトルロゴ画面とかの時点で最高なのよね。どせいさんフォントも今は有名すぎて語るまでもないけど、やっぱり当時は同じ文字枠でこんなことできるのか!?って衝撃だった。

オネットとかの町並みのデザインなんかはポケモンに踏襲されてるのかな~とは思ったりする。

音楽・サウンド

鈴木慶一という名前を初めて知った作品。起用の時点でマニアックだよなあw

OPから名前入力画面、フィールドにダンジョンに戦闘中にホテルにお店に、そしてEDまで削るところがない。田中宏和も天才すぎる。

サウンドも素晴らしい。カーソル移動音一つとってもいちいち小気味よいのよね。バトル中も爽快感を増すし、逆に絶望感もますし。OKですか?とかゲップ音とか当時斬新すぎて笑ったなあ~。

ちなみに鈴木慶一、大学だか社会人になったあたりになってようやくムーンライダーズを聴いてみたんだけど、めちゃくちゃクセが強すぎるバンドで好きな人を選ぶな、と思った…(ちなみに聴き込んだおかげで自分は中毒になったがw)。大原さんに曲提供(宝石の国)で名前が出たときにはビックリ。

セリフ・メッセージ

これが一般的にはMOTHERの代名詞になってると思う。ちょいちょいジョークの効いたセリフやメッセージがとにかく大量に出てくる。糸井重里すげえー!!って当時も思ってたし、今でもやっぱこれらを作り出したの凄いな、とは思う。ほぼ日あたりで胡散臭くなっちゃって苦手になったけど…。

敵のネーミングセンスも最高。タコ・ソ・ノモノとかマル・デ・タコとか。自分が一番好きなのは実はおちょうしものキッドとオレナンカドーセだったりする。

演出

上述したものって演出と裏返しなんだけど、それらを除けば、エンカウント時の演出(GBA版は糸井重里の娘が嫌がったという都合で変えられちゃってるけど)とかPSIの演出とか。SMASHGBA版だとフルカラーになっていたのは良改良ポイント。 入れない家とかはドアノックでセリフが返ってくる、っていうのも奥行き感が増していいよね。

あと、今回プレイしてて思ったのが、主要な町に「サブの町」がくっついているような構成も奥行きを増す演出だったのかなあと。ツーソンのハッピーハッピー村、スリークのサターンバレー、フォーサイドのムーンサイド、サマーズのトト、ウィンターズのストーンヘンジ、スカラビとオアシス、魔境とグミ族の村と地下大陸とか。 ただ村を一本線で繋げるのではなく、かと言って複雑怪奇に組み合わせるのではなく。幹の導線をしっかりして、太い枝葉をつけて行ったり来たりさせることでシンプルな作りで広い世界に見せられる、みたいな。

ゲームバランス・テンポ

難しすぎず、簡単すぎず。細かいところ大きいところ、山場谷場、全体通じてテンポよく。絶妙オブ絶妙。流石、宮本茂岩田聡の組み合わせ、って感じ。

ただ、流石に何度もプレイしてる身だと、コツさえ掴んでしまえば割とイージーに進められるのだなあと再認識。前知識ありでプレイしてヌルゲーの烙印を押す人間もいそうね。初めての人には攻略情報とかの未見プレイをオススメしたいところ。

ストーリー

そこまでゲームのストーリーに感情移入するタチではないのだが、改めてストーリーについて。

一言で言えば、シンプルで分かりやすくて良い。導入は割と強引には思うけどその辺も含めてシンプル。皆がギーグ(またはポーキー)の陰謀で悪者になってしまい、ネスたちがそれを解放させるっていう基本線も分かりやすい。

改めてやってみて気付くけど、ネスたちって世間の知らないところで悪と戦っていく…とかじゃなくて、かなり目立って活躍してるんだよな。オネットのゲーハー・ピカールやストロング署長、ハッピーハッピー村の住民やスリークの住民、フォーサイドでもモノトリーだけでなく元の市長のエンリッチ・フレーバーにも認知・感謝されたりするし。エンディングでもゲーハーピカールだったかな?が外国の新聞で君に似た人の活躍が報じられてるみたいだけど、みたいな事も言ってたり。

世界を救ったヒーロー、とはっきりと描写されている…はずなんだけど、そのあたりの印象が薄く感じるのは、やっぱりそこまでストーリーに比重が寄っていないゲームというか。言い換えたら、ゲームのシステムありきでストーリーが敷かれてる印象なのよね。自分の場所とか8メロディ収集っていうシステムありきの存在に思えるし。

ポーラの恋愛感情とかも最後の最後で明かされるしな。その辺を道中で掘り下げなかったのはどうなんだろう…とは思ったけど、まあFFの恋愛描写(当時はFF6か)見ててキツイと思った身なので、逆にサクッとした客観的テイスト、コミックテイストに仕上げた形になっていたのが自分にとっては良かったのかもしれない。当時のMOTHERファンはどっちかっていうとそういうところを好んでいたようには感じる。今のファン層は知らんが。

作中、比較的重い描写って、モノトリーとトンチキさんあたりの描写なのかな。もしくは白ごまと黒ごま。寄宿舎のクッキーの箱を開けたジェフも悪い意味で重い描写だったけど。

あとはギーグの存在が期待値の割には地味というか…最後の姿がアレなだけに、真っ当な状態だったらどういうスタイルだったのかなっていう気にはなる。特に初期とか理性を持って指揮系統を敷いてたはずだよなあ?って思ったり。あえてその辺描写しないからこそ強大な存在に思えるっていうのはあるのかもしれない。

折角なのでやり込んでみた

26年越しにレアアイテムを回収してみた。

別記事にて。

GBA版のみのどくへびバグ

ギーグの第2形態をどくで倒すってヤツ。(どくへびはうっかりポーキーに投げてしまったんでファラオののろいでやったけど)試しにやってみたらあっさりYOU WIN→戦闘終了。結果は知っていたんだけどあまりにもキレイに倒せたんでビックリしたw しかもママたちが一瞬ギーグの脇に登場するのが最高w

GBA版から新たなバグが混入ってことは、純粋にプログラムを移植して一部を手当したっていう訳では無いのか~と思ったり。あなぬけネズミのバグもギーグのところらしいし、こう集中すると、終盤はデバッグする余裕がなかったのでは…っていう気もしてくる。

まとめ

ここから上の文章は読まなくても構いません。

結論、MOTHER2はやっぱり神ゲーだった。GBA版には少し不満はあるけど。あとレアアイテム回収できて良かった。思い残すことはもう、なにもない。

あとはMOTHER3だな…期待を裏切られる出来でファンを離れるきっかけになったが…実家に眠ってるのを再プレイして、改めて客観的に評価してみたいと思う。乞うご期待。